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2010-03-13

『カイロの紫のバラ』 甘~いファンタジーの結末は?

こんばんは、ロッカリアです。
DVDを買おうかどうしようか迷っていたら、ハイビジョンでオンエアしたくれました。(ラッキ~!)
映画ファンにとっては、まさに夢のような出来事。
好きなスターが、こともあろうに自分に話しかけて来て、そっちへ行くよ、と言ってスクリーンから抜け出して会いに来る。
残された上映中の映画の中では、おいおい何処へ行くんだよ、かえって来い!とか、観客からの「早く話を前に進めろ~」と言う野次に、「こっちも困っているんだ!文句があるならそいつに言え!」などとやりあう始末。
微笑ましくも、あり得ない展開に、あっ、これはウッディ・アレンが仕掛けた、夢のようなファンタジーなんだな、と高をくくっていると……。

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ちなみにヒロインは、この時同棲していたミア・ファーローです。(この時期に、彼女の養女で韓国人のスンちゃんと交際していたウッディだが、後にばれて訴訟を起された…)

ミアは、夫のDVに耐えながらウェイトレスをして生計を立てていた。
映画を見るのが大好きなミアは、『カイロの紫のバラ』と言うモノクロ映画の端役、トムを見に映画館に通う。
ある日、そのトムが「君と話をしたい!」と言ってスクリーンから抜け出したから大変。
トムを演じた現実の役者、ギルも交わって、とても複雑な三角関係ができる。
しかし、そこはミアも人間。スクリーンから抜け出したトムよりも、実際のギルの方に気持ちが傾くのだが……。
映画ファンなら誰でも一度は夢見たファンタジー。
しかし、ウッディ・アレンが用意した結末は、とても厳しい現実だった……。(切ない……)
私は考えた。
ファンタジーならもっとファンタジーらしい終わり方が出来ただろうに、と。
しかし、この現実的で切ないエンディングこそが、見ている私たちの恋愛感情を呼び起こし、そしてスターを愛したと言う記憶を呼び起こす。
これには脱帽です……。

ラスト・シーンを見て、私は『ラムの大通り』のリノ・ヴァンチュラを思い出しました。
そして、彼のように、いつまでもスクリーンの中のスターに、熱い視線をそそいでいる映画ファンでありたいと……。



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2010-02-13

『遊星よりの物体X』 『から』ではありませんよ。

こんばんは、ロッカリアです。
レンタルにもないし、店頭にも置いていないし、かと言ってアマゾンにあるやつはお高いし……。
そう思っていると、ワゴンセールで¥1000で売ってましたよ。こりゃまるで奇跡です。
1951年に、巨匠ハワード・ホークスが制作、実質監督も手がけたホラーSFの古典です。
1982年にはハワード・ホークスに心酔しているジョン・カーペンターがリメイクして、こちらもオリジナルとは雰囲気をガラッと変えた名作に仕上がってました。
その昔に一度見た記憶がありましたが、うん十年も前の事なので、初見に近い形で楽しみました。今回見て気づいたんですが、光がスクリーンを破って『THE THING』と言う文字が現れるオープニングは、新旧の作品共に、まったく同じだったんですね。当然カーペンターがオマージュしているんですが、カラーかモノクロだけの違いでした。ちなみにこの作品はモノクロです。

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(今回落書きじゃ無いのは、いいシーンが無かったんです。モンスターが描きたかった…)

カーペンター版は、犬から人へと変異を繰り返して異様なエイリアンになっていましたが、オリジナルでは、血を吸うフランケンシュタインの怪物です。もちろん、円盤が北極(カーペンター版は南極!)に墜落して、掘り起こされるエイリアンです。
しかし、笑ってしまうのが、最初この円盤を掘り起こそうとして爆弾を仕掛けるんですが、威力が強すぎて円盤ごと吹き飛ばしてしまいます。
「こりゃ、また将軍に怒られるな…」なんて呑気な事を言っているのには時代を感じてしまいます。出演者も無名の俳優さんたちを起用して、リアルな感じを当時から出そうとしています。
今から約60年も前に作られたなんて、このセンス・オブ・ワンダーはイマジネーションこそが映画の命、と現代に語りかけて来るようです。
ただ、残念な事に、レストアなどの映像処理が一切されていないので、画像はかなりキビシイと思います。ワン・コインのDVDシリーズと変わりません。
肝心な内容を少し。
閉ざされた基地で、氷漬けからよみがえった吸血フランケンシュタインが、人間の血を求めて襲って来る。その怪物(異星人)に人間はどう対処するのか!と言う単純明快なストーリーです。

レトロSFには、この歳になってもやはり憧れてしまいます。

2009-08-27

『 ストリート・オブ・ファイヤー』 ハイビジョン版で観る

1251207359.gif こんばんは、ロッカリアです。
 いつの間にか20000ヴューに達しました。これからも宜しくお願いします。

いつか、どこか(一応リッチモンドと言う街の名前)で起こった出来事。それが冒頭でメッセージングされてこの映画は幕を上げます。
ダイアン・レイン扮するエレン・エイムと言うスターが、ヘルス・エンジェルスのような暴走族の一味に、ステージ上から誘拐される。
おいおい、とツッコミを入れたくなるが、早い展開にスキが無い。
その暴走族のヘッドに、とても変な髪型のリーゼントで演じているのがプラトーンのウィレム・デフォー。
エレンのマネージャー、ビリー・フィッシュ(リック・モラニス)に、エレン救出をⅠ万ドルで引き受けるのが元恋人役のマイケル・パレが演じるトム・コーディ。
そこに女兵士のエイミー・マディガン扮するマッコイと、土地に詳しいマネージャー、ビリーと3人がエレン救出に向かう。
救出は見事に成功するが、騒動が大事になり、警官たちがあちらこちらで検問している。車を乗り捨て、コーラス・グループ、ソレルズの4人組のバスに同乗するが、またしても警官に追われる羽目に……。
何とかリッチモンドに帰還した彼らだったが、すぐにデフォーからトムに決闘を申し込まれて……。

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金目当てで救出に来たと教えられたエレンは、トムに反感を抱きながらも昔の想いが蘇って来るあたりの演出もいいし、当時話題になった、画面をスクラッチするようなワイパーが場面転換で使われ、見る者は画面に釘付けになる。
そして何よりもいいのは、あれだけ銃やダイナマイトをぶちかましながらも、一人の人間も殺さないところがいい。
明らかにストーリーは西部劇を現代風にアレンジしているが、車は1940~60年代までの車種が揃い、モーターサイクルはハーレーの70年代が中心、ファッションは60年代だし、音楽は70年代のモータウンと80年代のロック。(マイケルのムーン・ウォークまで披露)時代背景を設定しない所が、この映画の魅力になっているが、リッチモンドと言う街は、電車の高架やその駅の雰囲気からシカゴ周辺に間違いないだろう。ただし、殆どがセット撮影。
ウォルター・ヒルの監督デビュー作で、彼は以後、「ウォーリアーズ」「ザ・ドライバー」と言う傑作を残している。
オールドファンにはお馴染みの映画かも知れないが、若い人、もしくはまだこの映画を見ていない人には、とても新鮮に映るかも知れません。
是非一度ご鑑賞!

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ダイアン・レインがいい!まさかこの頃から現在に至るまで、これ程息の長い役者さんになるなんて想像も付かなかった。
今でも充分、美貌で勝負が出来ると思います。
それにしても、マイケル・パレは、当時の人気俳優の面影も無く、今は何処で何をしているんだろうか……。
そして、このDVDは一体何処に行ってしまったのか。有るはずなのに見つからなかった……。


2009-08-12

G・ジェンマの『ゴールデン・ボーイ~危機また危機』って知ってる?

1250085043.gif こんばんは、ロッカリアです。 
 お盆休みと言う事で本日3本目の記事です。

今日コーナンにお買い物に行くと、DVD¥500のコーナーがあって、いつも何気に見るんですが、今日は掘り出し物を発見!
その昔、TVの洋画劇場で嫌と言うほど見たこの作品。
後半のアクションは今見ても面白いし、冒頭のF1のレースシーンも本物でジャッキー・スチュワート(チャンピオン)もちょこっと出てます。

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ただ、画質悪し。メニュー画面も無し(勿論チャプターも)。
マカロニ・ウェスタン以外のジェンマ映画は珍しくて、私は『バスタード』『ミラノの恋人』『ザ・ビッグマン』ぐらいしか見た事が有りません。ま、なんと言っても¥500なんで文句は言えませんが……。
今見てもジェンマ(この頃の)はカッコいいですよ。昔ファンだった人、見つけたらゲットして下さいね。


2009-04-04

『ピンクパンサー3』 クルーゾー警部対スペクター?

こんばんは、ロッカリアです。
アマゾンから今日届いたので、早速見てみました。
この映画はなんと言っても、オープニングのクルーゾー警部とピンクの豹の追いかけっこが、いつも見ていて楽しいんですが、今回のタイトルバックが一番凝っていてスキです。
スクリーンの中に、ピンクパンサーが扮するのは、ヒッチコック、バットマン、キングコング、『サウンド・オブ・ミュージック』のマリア(ジュリー・アンドリュース)、『雨に唄えば』の有名なシーンに、コメディ・スターのロイドのパロディと目白押し。
しかも、ヘンリー・マンシーニの有名なテーマは、その登場シーンに、その映画のテーマを挿入すると言った見事なアレンジで楽しませてくれます。

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前回でコテンパンにやられたドレフュスは、悪人ばかりを集めて、クルーゾー警部暗殺を企てる。
物質消滅マシンを作り、国連ビルを消し、世界制服も視野に入れたドレフュスの計画は、まるで007の初期のシリーズに登場する国際犯罪組織スペクターだ。
しかし、この映画においてストーリーはそれほど重要ではない。
人をイラつかせたら世界一のクルーゾー警部が見せる数々のドタバタこそが命。
冒頭のブルース・リーのパロディからノートルダムのせむし男、アインシュタインの様な歯医者と非常に凝っています。
『ピンクの豹』『暗闇にドッキリ』の頃はピンクのダイヤ(ピンクパンサーの由来)を巡って、泥棒と警察と言う構図がポイントでしたが、この頃になると、もうギャグ以外眼中に無いようなブレーク・エドワーズの演出は、好きか嫌いにハッキリ分かれてしまう作品になっています。
私はどちらも大好きですけど……。
BSTVの録画では全てシリーズを持っていますが、この『3』だけは何故か愛着があり、今回はDVDを買いました。
オマー・シャリフのカメオ出演、レスリー・アン・ダウンの女スパイも見所です。
それでは、『ピンクパンサー3』のオープニングを。
エンディング・ロールのパロディは、当時大ヒットした、あの映画のパロディです。
え?それは何かって?そんな事は言えません!自分の目で確かめましょう。



今宵もいい夢を……。


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