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2009-10-29

『ワルキューレ』 戦争ほど悲惨なものは無い!

1256820974.gif こんばんは、ロッカリアです。
 戦争をテーマにした映画は多い。それを強引に二分するとしたら、一つはエンターテイメント、つまり娯楽性を重視した作品と、戦争を人類最大の悲劇と捉えて、その状況下に置かれた人々の運命を描く、言わば告発的とも言えるメッセージ色の強い作品に分けられると思う。
これはかなり強引な分け方であると承知している。
この映画は後者である。
1944年、ドイツの戦況はノルマンディを前にして悪化の一途をたどっていた。
ヒトラー総統による、目に余る残虐に、ドイツの未来を危惧した勇士たちは、ヒトラー暗殺を計画する。
その中心人物であり、実行者に選ばれたのが、先の戦闘で左目と右手首から先を失ったシュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)。
彼を中心にストーリーは進んでいくが、この映画、緊迫感が半端ではない。前編に渡って、大佐や周辺の人々の緊張感が伝わって来る。

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ラストは、やはり涙なくしては観れない。
しかし、どんな戦争においても、いつも犠牲になるのは民衆である。しかも、戦争が始まってしまうと、愛する人を守るために人を殺し、それを阻止しようとまた人を殺す、と言う死の連鎖、負の連鎖が戦争の実態である。
それは、歴史が証明済みなのにも拘らず、人はこの愚かな行為を繰り返す。
一体何のために……。
一瞬にして家族、家庭、人、文化、そう言った全ての物を一瞬で消し去ってしまう、それが戦争である。
もう一度言います。
戦争ほど悲惨なものは無い。
この言葉を是非世界の指導者たちに伝えたい……。

P.S
ドイツの話なのに、全編が英語。最初はかなり違和感がありましたが、マカロニ・ウェスタンのイタリア語(これが言語)西部劇のように、知らない間に慣れてきました。


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2009-10-27

『スクール・オブ・ロック』 ハイビジョン版

1256647997.gif こんばんは、ロッカリアです。
 今日で49歳になりました!50歳までの一年を、有意義に過ごそうと改めて思うロッカリアです。(ケーキも頂きました!)

今日は、先日NHK-BS-hiでオンエアされたこの映画をご紹介。
ジャック・ブラック主演のこの映画も、かなり知名度があって、今更とやかくレビューする事もないんでしょうが、彼の作品中、音楽好きの本領を発揮した映画になっています。
ストーリーはもう皆さんご存じでしょうから、細かい事は省きます。
自分で作ったロック・バンドを追い出され、友人になりすまして臨時教師の職に就く。
任されたクラスの子供たちが、音楽に天才的な才能があることが分かり、何とかロック・バンドを結成してバンド・コンテストに出場しようとする。
そんな折り、ニセ教師であることが分かり、学校を追放される羽目に。夢が消えたかと思っていると……。


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劇中にレッド・ツェッペリンの曲を使用したいがために、プロモーション・ビデオまで作成してジミー・ペイジに送ったという熱の入れようが、全編に渡って見ることが出来ます。
黒板に書かれたロック・ヒストリーも、かなり本格的で、アナウンスがないものの、ジャックが実際に書いたと言う気がしてなりません。
無茶苦茶なニセ教師を演じているように見えて、実は教育、と言う本質に迫っていると言う気がしてなりません。
初めて見る人がいたとしたら、最初は「何だこれは?何なんだこいつは?」と思って見るでしょうが、ラストでは出演者と同じように拳を突き上げている事でしょう。

ジャック・ブラックと言う俳優なくしては、成り立たなかった傑作です。
でも、ツェッペリンの「永遠の詩」を使ったシーンを見た時、ジミー・ペイジはきっと後悔したんだろうなぁ……。(貸さなきゃよかったって……)

2009-10-26

『東宝特撮総進撃』 女人禁制だ!

こんばんは、ロッカリアです。
昨日の日曜日に本屋さんでまた見つけてしまいました。
映画秘宝の別冊です。
160ページにわたって、東宝特撮映画全89作品を、メイキングや当時の映画体験、コンセプトなどを散りばめて作られている。
ゴジラ世代のオジサンよ、いざ本屋さんへ行かん!

これが表紙。
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サンダの顔、怖すぎ……。

カラー・ページも充実。
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『ゴジラ』シリーズの超異色作、『ゴジラ対へドラ』!

もちろん『ガス人間第1号』『美女と液体人間』『マタンゴ』なども網羅されている。
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オッサンにはうれしい「美女図鑑」もあります!
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定価は¥1680(税込み)で、出たばっかりだから売り切れる前にゲットしましょう。
でも、何故か『ゴジラ』シリーズって、女の人にはバカにされるよなぁ~。何故でしょう?やっぱり怪獣と言う表現が、女性には抵抗があるのかな。
ま、とにかくこの分野は、私たちオッサンが永遠に語り継いでいくので、円谷英二さん、ご安心下さい。
ね、みんさん!



2009-10-24

『アフター・アワーズ』 日常から脱出したい人へ!

1256353027.gif こんばんは、と言うより実はお昼です。
 ロッカリアです。
今日は、1985年にマーティン・スコセッシが監督した摩訶不思議な映画、『アフター・アワーズ』と言う映画をご紹介。
何が不思議なのか?それは、家に帰りたくとも帰れない事件が次から次へと起こってしまい、たった一夜の出来事にもかかわらず、主人公のポール(グリフィン・ダン)にとっては、とてつもなく長い夜になってしまう……。

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大都会のニューヨーク。出会いを求めてカフェで本を読んでいると、若い女性のマーシーから電話番号を書いたメモを渡される。
これが悪夢の始まりで、20ドル札を手にタクシーで彼女のアパートに向かうが、途中窓から札を飛ばしてしまう。(財布を持ち歩けって言うの)
出会う人物達はみんな変なキャラの持ち主だし、犯罪の匂いもプンプン。
オマケに最初に出会ったマーシーは自殺、地下鉄で帰ろうとするが深夜料金割り増しでお金が足りない。
外は冷たい雨が降り出し、雨宿りに入ったバーには、自殺したマーシーの彼氏がバーテンをしていた……。
不思議な出来事を数えたらきりがないぐらいに、次から次へとポールに襲い掛かってくる。

最後はどうなるんだ?と言う興味がとても強く込み上げてきて、つい早送りのボタンに手をかけてしまいそうになるが、じっくりと主人公のポールの体験を我が体験と置き換えて、ラストまで待とう。
最後は、なるほど……、思わず呟いてしまいました。
スコセッシ監督は、この時期『最後の誘惑』の撮影が中止され(後に再開)自暴自棄に陥っていたが、この映画を作る事によって、初心を取り戻し、明日への活力が湧いてきた、と言うとてもエポックメイキング的な作品です。
見た事がない人、決して傑作とは言いがたいですが、一つの体験、としてこの映画を見てみてはいかがでしょうか?
不思議な体験があなた自身に降り注ぐ事、間違いありません。日常から脱出したい人へおススメです!
主演のグリフィンは、この映画の直前に、『狼男アメリカン』でブレイクしかけた俳優さんです。
それじゃ、どんな映画か、予告編でも見て言ってください。




P.S
10月27日(火)から(← ロッカリアの誕生日です…)読書週間が始まるので、このシーンを切り取ってみました。ちなみに「南回帰線」は、高校時代に読んだ記憶が。ただ、あんまり憶えていなくて(途中で投げ出したかも…)、すこしエロっぽかったようなイメージがあります。間違ってたらミラーさん、ごめんなさい(もう生きてねえよ…)

2009-10-22

『ホリデイ』 私は映画に恋をしました…

1256216767.gif こんばんは、ロッカリアです。
 この映画を取り上げるのは2回目なので、詳しいことは前回の記事に書いたので、今回は別の角度で。
なぜこの映画なのか?ある雑誌で、キャメロン・ディアスが「ホリデイ」のCMでミニに乗っていた……、と言う記事を読んで、そうだっけ?と思い、確認の意味で再視聴したんです。
確かにミニに乗って雪道を走っていまいた。ちゃんと観ているようでも、以外と気付かないもんだなぁ、と変なところに関心。
結局ストーリーが面白いので最後まで観ました。ところが、よく見ていると、やっぱり見過ごしているシーンがいくつかあって、今回はその事について、補足の意味で再アップしてみました。

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まず、「サンタアナが吹くと何かが起こる」と言うジャックのセリフ。
突然吹いた風で、ケイト・ウィンスレットの目にゴミ(実際にはマツゲ)が入って、それをジャックが取って上げると言うシーン。
二人の今後を象徴するシーンだが、このサンタアナと言う風は季節風で、12月頃にカリフォルニア一帯で本当に起こるらしい。
何かが起こる、と言うセリフは映画用で、二人の間に何かが起こると言うメタファーだが、現実ではこの風によって山火事、しかも大規模な火災が発生する事で嫌われている。
話は進んでラスト。今年で91歳になるマカロニ・ウェスタンの名わき役だったイーライ・ウォラックが、自分のために開いてくれた脚本家組合の祝賀会での演説。
これに私はしびれました!

「私は映画に恋をしました…」←イラストを参照してね。↑

こんな粋なセリフが脳味噌の片隅にも残っていないなんて、私の脳には絶対欠陥がある!(何を今更…)
映画をあまり見ない人は、よく一度観た映画を何回も見れるね、と言うけれど、見る度に新しい発見がある、それが映画なんですよ。
未見の人、必見ですよ。

※ヘタクソをカバーするために、ついに着色に走り出しました……。字を入れたり色を塗ったり、この絶え間なき努力!(自分で言うなよ…、ヒマなだけだろうが…)ヘイ。

2009-10-20

『GOEMON』 これはパラレルワールドだと思う…

1256043948.gif こんばんは、ロッカリアです。
 今日、娘が大学を見事合格(推薦で)しました!バドミントンのキャプテンをしながら、勉強も良く頑張った!青春を実感しながら素敵な学生生活を、これからも送ってもらいたい、と言うのが一番の願いです。(もちろん健康に気をつけて!)

さて、久しぶりの邦画です。
が、この映画は『キャシャーン』でメガホンを取った紀里谷監督作品。無国籍、多国籍要素が詰まった不思議なテイストの作品になってます。
と言うのも、歴史上の実在の人物を登場させますが、設定や時代背景、時代考証は事実を全く無視。
時折歴史とシンクロさせますが、これはもう、私たちの知りうる歴史ではなく、別の世界、パラレルワールドでの出来事と捕らえた方が物語りに入りやすいと思います。
今日のイラストは,いつも似てない上に、生チョコレートをかけたぐらい似てません。(言われる前に言っておきますよ~だ)

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ほんと似てねぇ……。
ね、念のため言っておきますが、誰がなんと言おうと、この人は五右衛門役の江口洋介です!!!

こほん。
さて、映像処理が話題のこの映画ですが、実はストーリーも面白い。特に歴史が好きな人は賛否両論に分かれるかも知れませんが、私みたいな歴史に疎い人間には、単純にエンターテイメントとして楽しめました。
今日は短めで……。




2009-10-18

『グラン・トリノ』 こいつは泣ける…

1255864266.gif  こんばんは、ロッカリアです。
 ネタバレじゃないけれど、この映画はエンドロールにこそメッセージが託されている、と言っても過言ではないと思います。

湾岸線をたった一台のグラン・トリノ(1972年製のフォード車)が、ゆっくりと走り去っていく。
しばらくすると、エンドロールと一緒に、何台もの、そして様々なクルマたちが、そのグラン・トリノの後を追いかけるように、続いていくように走っていく……。
C・イーストウッドは、自分の(主人公のコワルスキーと重ねて)後に続いてくれる事を、このエンディング描きたかったのではないのだろうか……。

近頃の若者の言動を心からバカにし、憎んでいる老人。妻に先立たれ、息子たちとも上手くいっていない彼の、たった一つの楽しみは、愛車とのふれあい(?)だった。
その愛車を盗もうとしたのが、隣家に引っ越してきたアジア系移民(モン族)のタオと言う少年だった。
彼は同族のギャング一味に引き込まれようとするが、気弱な性格がそれを拒み、姉もギャングから彼を遠ざけようとするが……。

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30前の神父を童貞小僧呼ばわりしたり、高校生の不良たちに平気で銃を抜いて見せたり、すでに人生を完成させなくてはいけない年齢に達する老人の振る舞いとは思えないコワルスキー。
彼は犬と愛車と言う、言葉を返してこない存在にだけ心を開いているように見える。
朝鮮戦争と言う悲劇を人生に背負い、その重圧から心を開かない老人を癒していくのが、意外にもモン族のファミリー、と言うことが目を引く。
アメリカでもマイノリティな存在に目を向けている。
この映画を試写会で観た映画評論家やライターの人の中に、笑った人がいたと言う記事を読んで、私は言いたい。
「お前達に映画を見る資格などない!」
また、同じ試写会で大泣きした人を見て、クリント最後の出演作と言うふれ込みに惑わされたんじゃないか……、と記事に書いたライターもいた。
こいつ等に人の気持ちが理解できるとは思えないし、映画を見るのは勝手だが、その映画について語るんじゃない!
とても繊細だが、クリント特有のユーモアも確かにある。しかし、男ならこの映画を観て単純に泣けよ、と私は言いたい。
この映画は、日頃屈折しているような人、自分を卑屈に思っている人の感情に、必ず語りかけてくる物がある。
自分自身が嫌な人に対しての応援歌的な要素もある。
クリントは、自分最後の出演作(現時点で本人の弁)に、自身の集大成とも言えるテーマを語って見せてくれた。
それは、自分らしく生きろ!と言うことではないだろうか。ガキの頃から彼の映画を見て来た。
ひ弱な事が大嫌いな彼だが、決してその事に目を背けるんじゃなくて、それを自覚した上で立ち上がって行け、といつも言っているように思う。
たかが映画ではあるが、その映画が人生に多大な影響を及ぼす事は、映画好きな人は充分に知っているはず。
この映画を見て泣け!そして立ち上がれ!クリントの応援歌に耳を傾けて欲しいと思います。

※おおよそ自分が情けない人間で、ダメ人間の自覚はあるが、私は映画に助けられた部分が多大にある。その中でも、作品ではなくて、人間として感化された人物がクリント・イーストウッドその人であることを明記しておきたい。(アンタ、よっぽどダメ人間なのね…)(はい…)

2009-10-16

『荒野の1ドル銀貨』 みんな持ってる幸運の1ドル銀貨…

1255698925.gif こんばんは、ロッカリアです。
 日曜日にハイビジョンでオンエア、録画したものを見ました。久しぶりのマカロニウェスタンです。
『荒野の用心棒』でC・イーストウッドが、『続・荒野の用心棒』でフランコ・ネロが、そしてこの映画でジュリアーノ・ジェンマをスターにしたイタリア製西部劇。
本国やアメリカではスパゲッティ・ウェスタンと言われていたのを、淀川長冶先生が語呂が悪いと、マカロニ・ウェスタンと命名した事は有名です。
さて、アメリカの西部劇をイタリアで作る(ロケ地は主にスペインの山岳地帯が多かった)と言うことは、当然アメリカを始め、多くの国で反撥が起こった。
「イタリア製のウェスタンなんて…」誰もがそう思った。しかし、蓋を開けてみると、皮肉な事にアメリカのウェスタンが忘れていた純粋なアクションがそこにあった。
『ソルジャー・ブルー』『小さな巨人』と、アメリカではウェスタンまでアメリカン・ニューシネマ旋風が吹き荒れていた所に、このマカロニ・ウェスタンの登場となったわけだ。
モンゴメリー・ウッド。それがジュリアーノ・ジェンマの変名で、この後3作品もでこのアメリカ名で作品は作られた。
この、マカロニ・ウェスタンは十年間程でブームは終わってしまったが、今から思うと十年間も続くなんて、結構長い方だったんだなぁと思ってしまう。
それに、残酷、エロティック、ストーリーが無い等々、マカロニをけなす要素も、実は初期の作品では巧みにストーリーに溶け込ませていて、取って付けた印象は無い。

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南北戦争が終わり、敗北した南軍の兄弟。弟は兄に幸運のお守りとして1ドル銀貨を渡し、それぞれの道に進むが、運命が二人を引き寄せ、弟は兄に向かって銃を抜いてしまう。
その弟は、町を仕切っている権力者たちに撃ち殺されてしまう。
弟に撃たれた兄こそがジェンマだが、胸にしまっておいた1ドル銀貨に命を救われ、弟の敵を討つ事誓う……。
今見直すと、実にしっかりと製作されていて、ストーリーも驚くほどよく練られている。
しかも複線もしっかり貼られていて、ラストに生きてくる。この辺りは、「上手い!」と思わす唸ってしまいます。
1ドル銀貨のエピソードも、これ以降手を変え品を変え使われている。最近観た『ピンクパンサー2』にもこのシチュエーションがありました。
ジェンマ得意の曲芸撃ちやアクロバットもあり、ラストまで飽きる事無く堪能しました。
もちろん、マカロニには欠かせないテーマ曲も印象に残るメロディです。
ただ、母国語がイタリア語なので、かなり違和感がありますが、公開時は日本語吹き替え版しかなかったので、貴重と言えるかもしれません。
ジェンマの声は、当時、野沢那智さんが担当していて、本人の声とはかなり違うのが興味を引きます。那智さんの声のほうが、遥かにジェンマらしいと思うのは、私だけではないはずです。
昔、この映画を見た若いロッカリアは、誰にでも幸運の1ドル銀貨が、形を変えて存在するんじゃないのか。
大変な、どうしようも無い事に直面したって、何処かに1ドル銀貨があって、きっと何とかなるさ。
そう思うと、どんな事にも耐えて行けるような気がする……。
そんな事を考えていた自分を思い出してしまいます。
オールド・ファンのみなさん、マカロニ・ウェスタンて、たのしい!



今宵、いい夢を……。



2009-10-13

『ミスター・アーサー』 DVDにならない不思議…

1255442876.gif こんばんは、ロッカリアです。
 ”ブログ DE ロードショー”みなさん楽しまれましたか? サイさんと Mardigrasさん、色々お疲れ様でした。
次回は……、また頑張って企画頼みます!

さて、外出する事も無く、この3日間は映画ばかり見ていました。エアチェックしたBDの整理をしていると、おっ、『ミスター・アーサー』があるではありませんか。
こりゃ早速見なければ、と言うことで『ラブ・アクチュアリー』に先駆けて視聴しました。
生まれながらにして大金持ちの放蕩息子アーサーは、親が決めたフィアンセと結婚するのが嫌なあまり酒ばかり飲んでは、だれかれ構わずジョークを言ってはやりきれない気持ちを吐露していた。
そんなある日、彼はブティックで万引きする女性を目撃、なんとその女性リンダ(ライザ・ミネリ)に恋をしてしまい、全財産を投げ出してリンダと結婚する事ができるのか?いや、全財産を投げ出せるのか?と言う所に焦点を合わせ、恋とお金の間でアーサーは揺れ動く……。

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この映画の素晴しい所は、登場人物一人ひとりに明確なキャラ設定と役割が与えられていて、出てくる人物がみんな生き生きしている事だ。
これは非常に珍しい事だと思う。主人公や、それに関係してくる脇役までならそう珍しい事でもないだろうが、車の運転手、売春婦、リンダのお父さん等々、実に細かく行き届いている。
観ていてとても気持ちがいい映画だ。
アーサーがファーストシーンに登場した時は、なんていけ好かない奴だ!と思わせるし、リンダが万引きで警備員に捕まって反抗するシーンは、なんて女だ!と反感を覚えるが、それがストーリー進行と共に、雪が解けていくように、観ている私の心に沁み込んでくるから不思議だ。
バート・バカラックのサントラもいいが、ここではなんと言ってもクリストファー・クロスの「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」が心に沁みる。(アカデミー作曲賞受賞)
しかし、何故こんなにも面白い映画が未だDVDになっていないのか?不思議で仕方が無い。
『バーン・アフター・リーディング』と言うクソみたいな映画がDVDになっていると言うのに……。
  ↑   ↑   ↑   ↑
(この映画も観たけど、ブログに書くのも嫌なぐらいな愚作だった。絶対観ないように!つまらん!)

笑えて泣けて感動して。観終わった後、必ず清々しい気持ちになる事間違いありません。
メーカーさん、是非こう言う良質な作品にスポットライトを当てて下さい。お願いします。


2009-10-12

『ラブ・アクチュアリー』 愛が溢れている!

1255340640.gif こんばんは、ロッカリアです。
 ”ブログ DE ロードショー”今回はガラッと趣が変わって、ラブコメです。
日曜日の午後から鑑賞。とても面白かったですよ。この映画を見るのはこれで2度目。最初に見た時と印象は変わらず、それぞれの恋愛シチュエーションがバラエティで、2時間を越える作品ですが飽きる事無く鑑賞する事が出来ました。
ストーリーは登場人物が多くて、文章がヘタクソな私が書くと散乱してしまうので、他の上手なブロガーさんに任せるとして、ここでは違う側面から。
まず、クリスマスの5週間前から始まり、その日に向かってストーリーが進行すると言う所に引っ張られる。冒頭で、愛には色んな形があって、そこら辺にいっぱいある、と言うナレーションで始まる。
その言葉通り、友情に親子の愛、恋人との愛、夫婦の愛、と言うそれぞれの立場で繰り広げられるが、よく見ると、その全てが、「愛に気付く」事に着地している。
冒頭のナレーションに、9・11の時も、恨みや復讐の言葉ではなくて、家族や愛する人に愛のメッセージを残した……とあるように、最後にはその愛に気が付く、最後には愛しか残らない、と言うような監督のメッセージが見えます。

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初めにこの映画を観たときに、一国の首相がそんな軽はずみな行動をするか?と疑問に思ったが、サルコジ大統領の言動を見ては、これもありうる、と思ってしまった……。
特に、ビリーと言う往年のシンガーが、とてもリアルで存在感があって、この映画のスパイスになっています。
サウンドトラックも、ビートルズやポインター・シスターズを効果的に使っているのは、リチャード・カーティス監督が音楽に長けているからだと思う。(『パイレーツ・ロック』が楽しみ)
普段から愛を語っている人は別ですが、忙しさにその事を忘れている人がいるとしたら、この映画を見て「愛に気が付いて」欲しいと思います。
愛はそこら辺にいっぱいあるんだけど、それに気が付かない人が多い……。
そんな寂しい人にはなりたくありませんからね。

2009-10-10

『ピンクパンサー2』 シリーズを続けて欲しい作品!

1255180971.gif こんばんは、ロッカリアです。
 娘が新型インフルエンザかかってしまい、極力外出を自粛しています。

さて、今日は『ピンクパンサー2』ですが、ピーター・セラーズがクルーゾー警部を演じる作品、ではなく、
スティーブ・マーティン版です。
1作目が結構面白かったので、少し心配しながら見た本作ですが、そんな心配はよそに、2も絶好調に楽しめました。
ピーター・セラーズの前シリーズには無かったクルーゾーと秘書のニコルの恋愛事情が花を添えています。こっちは結構真剣なラブストーリー調で、それが返って笑えたりもします。

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まず共演者が豪華!
アンディ・ガルシア~ジャン・レノ~ドック・オク(スパイダーマン2のドクター・オクトパスことアルフレッド・モリナ)。
世界の秘宝を次々と盗む怪盗トルネードが現れて、彼らがチームを組むが、当然クルーゾーは捜査の邪魔ばかり。挙句の果てはニコルはアンディに奪われそうになるは、チームから除名されるはで、騒動はドンドンエスカレートする一方。
しかし、そこは新クルーゾー、前シリーズの間抜けだけではない力を今回も発揮して……。

このシリーズ、是非3、4、5と続けて欲しいものです。コメディとしても笑えるし、映画としても手を抜く事無く良く出来ています。
疲れたり、精神的に弱っている人なんかには超おススメ映画。
嫌な事は笑って吹き飛ばす! これぞクルーゾー流の事件解決方法です。



2009-10-08

『グリニッチ・ビレッジの青春』 アメリカン・ニュー・シネマに…

1255009447.gif こんばんは、ロッカリアです。
 台風の被害に遭われなかったでしょうか。大阪は、寝ている間に過ぎ去った、と言ういつものパターンでした。

さて、今日は最近DVDになって発売されたこの映画を紹介します。監督が『ハリーとトント』のポール・マザースキーだったので是非見たいと以前から思っていた作品です。
大学を出たばかりのラリーが、ブルックリンの家を出てグリニッチ・ビレッジに住み、そこで繰り広げられる人間模様。
ゲイや自殺願望の女性、作家を目指す青年、中絶をするガールフレンド、登場人物には事欠かない設定。時代背景を1953年の、芸術家、演劇家、俳優志望の若者たちで溢れかえる街にしたのは良かったけれど、どうにも『ハリーとトント』の様な調和の取れた演出にはなっていません……。

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オープニングに流れるJAZZの曲は……、おおっ、バードことチャーリー・パーカーの曲で、物語の導入としてはとても期待感が膨らみます。
しかしながら、主人公のラリーを演じるレニー・ベイカーと言う俳優に魅力が乏しいせいか、どうも物語の中に入って行けないのです。
若者達が、自らの目標に向かって頑張る姿や、挫折していく姿と言ったものが描かれているというものでもなく、淡々と日常を表現するわけでもない。
中絶や、友人の裏切り、両親の拒絶や孤独感を描こうとして失敗している、と言う感じが強いように思います。
全く個人的な感想なので、年齢や見るタイミングによって、いい作品だ、と言う人もいるかも知れませんが、私の場合はダメでした……。
ラリーのガールフレンドが、「ニューヨークって、ほんと退屈だわ…」と言うセリフが頭に残ります。
『ポセイドン・アドベンチャー』の太っちょおばさんことシェリー・ウィンタースがお母さん役で、そして若き日のクリストファー・ウォーケン、ジェフ・ゴールドブラムが脇役で出ています。
ラストはハッピーエンド。
アメリカン・ニュー・シネマに成り得なかった青春映画、と言う感じがします。


2009-10-07

”ブログ DE ロードショー”とシンクロか?

こんばんは、ロッカリアです。
今週末から『ラブ・アクチュアリー』を全国の映画を愛するブロガーさんたちと一斉に見ようと言うのが、この”ブログ DE ロードショー”と言う企画なんですが、その一週間後には、この映画の監督をしたリチャード・カーティスの新作、『パイレーツ・ロック』と言う映画公開されます。
これは【怪奇骨董ラジオ・ショウ】で説明した、海賊放送局のルーツは一体なんだったのか?と言う事にスポットを当てた映画です。
ビートルズ、ストーンズ、或いはファンク、ソウルと言った音楽を、当時BBCしかオンエア(しかも1時間ぐらい…)出来なかった頃、1966年が舞台です。
伝説のDJたちがロックをかけまくる、夢のような映画になってます。(多分…)
それじゃ予告編をどうぞ。気になった人は早めにチケット買いましょう。台風が接近しているから、通り道になっている地域の人は警戒しようね。(大阪も風が強くなってきた)



今宵いい夢を……。

2009-10-05

『メッセンジャー』 未DVD化作品!

1254748623.gif こんばんは、ロッカリアです。
 少し間が空いてしまいました。前から是非見たいと思っていた映画が、WOWOWでオンエアされたので録画して見ました。
ホイチョイ・ムービー、1999年製作の映画です。今からもう10年前の事です。飯島直子は子供店長のお母さん役になるとは夢にも思っていなかったでしょう。(月日が経つの、早いね…)
面白かったです。
チャリンコの形やメッセンジャーのユニフォームに古さを感じてしまいますが、知らない人には10年も前の映画だとは気付かないかも。
ドラマもしっかりしていて、良くも悪くもトレンディ・ドラマの延長みたいですが、見せ場もあるし、見ようによっては懐かしい俳優さんたちの顔も見れます。

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一流会社のOLがひょんなことから今で言うリストラに遇い、仕方なくメッセンジャーになってしまうが、やがてその楽しさ、友情に恋愛に目覚めて行く。
オートバイ便との契約をかけた大一番をラストに配して、そこに向けてドラマを積み上げているので、ラストは爽快です。
ツヨポンは事件も起こしたけどスマップの一員として現在も活躍しているが、主役の飯島直子は、白髪染めのCMに出演、しかも、この映画でキャッチフレーズのように使われた「楽勝~!」と言うセリフを言っているのは、偶然にしても、少し面白いよね。
ま、結構楽しく見させて頂きました。

そうそう、今月の『ブログ DE ロードショー』は、ヒュー・グラント主演の『ラブ・アクチュアリー』に決定したそうです。
10月9~12日の間に皆で一緒に見ようよ。この映画、ラブコメだから楽しいよ。



2009-10-01

『ゴジラ』 何故か今頃DVD…

 こんばんは、ロッカリアです。
TVのコマーシャルで『ゴジラ』が映ったので、何かと……。
なんと、ディアゴスティーニからゴジラ・シリーズを中心とした東宝特撮映画が¥1990と言う廉価版、しかも解説付きのガイド本と一緒に創刊。しかし、ブルーレイでのリリースが始まったばかりのこのシリーズを、どうして今頃になって発売するのか?
『海底軍艦』『ガス人間第一号』『マタンゴ』『サンダ対ガイラ』『美女と液体人間』『日本沈没』『妖星ゴラス』『伝送人間』『地球防衛軍』『緯度0大作戦』などなど、これ、自慢じゃないけどもう全部持ってるよ。
勿論『ゴジラシリーズ』も、コンプリートとはいかないけど、そこそこ持ってるし……。
確か発売当時は¥5000前後の高値。最初から安くしておけよと言いたい。

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1号は定番の大安売り! なんと¥990!

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DVDのジャケットはポスターが。
そのポスターが付録に。大きさはA4ほどの大きさ。10ページほどの資料が本になっていて、これとDVDで¥1990を高いと見るか安いと思うか……。

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ちなみに第2号は『モスラ対ゴジラ』です。さて、あなたならどうします?


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