--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2010-09-30

心よりご冥福を…。

こんばんは、ロッカリアです。
先日、『俺たちに明日はない』等の名匠、アーサー・ペン監督が、9月27日、88歳の誕生日の翌日に心不全で死去されました……。
それに続いての訃報。
トニー・カーティスが、85歳で(死因は公表されていないが、おそらくは呼吸器系の病気)亡くなったと今日発表されました。
アーサー・ペン監督も、トニー・カーティスも、僕たちオールド・ファンにとってはとても馴染み深い映画人でした。
心より安らかな眠りを祈ると共に、謹んでお悔やみ申しあげます……。

ふ~、何と言っていいのか、今は言葉が見つからないよ……。

スポンサーサイト
2010-09-28

この3ショットは凄い!「CUT」10月号より。

こんばんは、風邪が回復方向へと向いて来たロッカリアです。
とにかく映画は見ないと生きて行けないし、関連雑誌は購入しても中々端から端まで読み切れないし、午前十時の映画祭を見に行ってはブログにアップしてないしと、なんもしていない怠惰な生活があっ…………と言う間に過ぎてしまいました。
ブルーレイ・レコーダーのハードディスクはダビングしないと限界まで来ているし……、週末にはブログDEロードショーが控えているし、風邪でダウンしている場合じゃないんだよなぁ。もう遅いけど。
と言うわけで、まずこの3ショットを見てもらいましょう。最先端技術系の監督たちですが、分かりますか?この3人。

DSCF0187.jpg

左からスピルバーグ、中がロバート・ゼメキス、左がジェームス・キャメロン!
この3人が一体何のインタビュー、と言うより座談会をしているのかと言うと、今日のVFX事情についてだ。
とくに、『アバター』で大胆に導入されたパフォーマンス・キャプチャーについて。
身体中にポイントとなる球をつけて画面に取り込むだけじゃなく、俳優の表情までも細かく取り込む事ができるようになった。
今までのモーション・キャプチャーのさらに上を行く技術だ。
実はこのパフォーマンス・キャプチャーに関して、ハリウッドでは俳優たちが自分の立場を取られてしまうんじゃないかと、戦々恐々らしいと言うのだ。
で、この3人の監督たちは、細かくパフォーマンス・キャプチャーについて語っているのが、この「CUT」誌に掲載されていると言うわけ。
さらに、昨今の特殊効果についてスピルバーグが興味深い事を言っている。
「特殊効果が”特殊”になりすぎているように思うね。今はあらゆる作品で特殊効果が使われ過ぎているからだ」
ん~、あんた良い事言うね~。
さすがスピルバーグ、お見通しだね。
確かに必要性の無い映画でも、ファッションのように取り入れている現状がある。しかもB級的作品になってくるとその傾向は顕著だ。
昔の映画なら円盤を吊っている糸が見えた、とか現在ではそれも味になっているが、ヘタクソなCGは語り継がれるはずも無い。
低予算はアイデアを生んだが、手軽に導入できる技術は真似しか出来ていないのが原状のような気がする。
僕が大好きなB級映画は、今の世の中にはもう誕生しない。
大作主義ばかりの映画を量産し続けるハリウッドに未来はあるのか?
そんな事を思わず口にしたくなってしまう。
そんなハリウッドにおいて、あの天才監督一人だけが、プロデューサーや制作会社を手玉にとっていると言う事実もある。
え?その天才監督は誰だって?
勿論あの人ですよ。
今、最も注目を集めていて、過去に駄作が一つもないクリ……っと、興味のある人は「CUT」10月号を買いましょう。(立ち読みでもいいけど)
じゃあ、また。


2010-09-24

第13回 【ブログDEロードショー】のお知らせ!

第13回 【ブログDEロードショー】 のお知らせ!


チケットアマデウス編

今回はロッカリアが作品をチョイスしました。
選んだ理由としては、結構長いのよね(160分)この映画。で、一人で見るには気が引けるので、今回皆さんを巻き込んで、楽しんじゃお~、と言うわけ!
劇場公開版、ディレクターズ・カット版、どちらでもオッケー。みんなでモーツァルトの人生と才能を目撃しよう!
3日間としていますが、事情によりずれたって大丈夫!とにかく大切なのは、みんなで一つの作品を楽しむ、と言う事だからね。
よろしくお願いします!

2010-09-21

『男と女の不都合な真実』、真実は一つ!

男と女の不都合な真実こんばんは、ロッカリアです。
夏風邪がぶり返して、喉が目茶苦茶痛いです……。
更新も落ち込み気味ですが、見た映画が溜まる一方なので、ここは一つ頑張ってアップして行きます。
この映画もちょっと前に観ました。

キャサリン・ハイグルはTV局に勤めるプロデューサーで、家の隣に引っ越してきたイケメンに一目惚れ。
何とかしたいが、頭の中は「恋愛マニュアル」でガチガチ。
そこに現われたのが大嫌いな恋愛セラピストのジェラルド・バトラー。
このセラピスト、男の本音をズバズバ言うので人気急上昇中。
ひょんな事から、嫌いなジェラルドの指示通り恋愛を進めて行く事になり、イケメンといい感じになって来る。
しかし、男女の仲は複雑だ。
いがみ合っていたキャサリンとジェラルドの間に微妙な空気漂い始めて……。
まあ、フツーにラブコメしている感じで、少し変わったセラピストの設定意外は特に見所が無かったなぁ……。
不都合な真実、と言うのは、お互いが本心を隠しているから生まれて来る訳で、本心をぶちまけた瞬間に不都合でなくなる。
江戸川コナン君じゃないけれど、やっぱり真実は一つ、愛しているか、いないのか、だと妙に納得してしまった……。
それにしても、キャサリンが履いたあのパンツ!奥さんにプレゼントしたら……、きっと殺されるだろうな。
これこそ不都合な真実じゃん……。  ヒッチ先生はどう思っているんだろうか?



ヒッチ先生の採点表ピンク-2点5小
「…………。」


ちっちゃ……。

2010-09-16

『ウルフマン』と言うタイトルはどうなんだろう…?

ウルフマンこんばんは、ロッカリアです。
夏風邪もましになって来ました。ブログの上部も少し変えて、気分を上げて行きたいと思います。

さて、『ウルフ』(1994年)のジャック・ニコルソン(あの顔に牙を付けりゃ完成ね)に続いて、この映画のベニチオ・デル・トロもバレバレのミスキャストかと思いきや、意外にもベニチオはハマリ役のように思えた。
むしろ、父親役のアンソニー・ホプキンスの方が、らしかった……。
言ってしまえばこの映画もリメイク、と言う事になる。
が、方向性としては間違っていない。
村やロンドンの街並みを再現したCG使い方も生かされているし、狼男に変身するシーンも、あえて全部を見せる事をしていないのにも好感が持てる。
オープニングに流れるサントラは、雄大で仰々しく、昔の作品へのリスペクトが感じられる。

ストーリーはオーソドックスだ。
舞台役者のローレンス・タルボット(ベニチオ)の元に、兄の婚約者グエン(エミリー・ブラント)が現われ、「彼が失踪した」と告げる。
一度は軽くあしらったものの、やはり実の兄の事が気になって、十年振りに生まれ育った故郷に帰る。
タルボット一族は、母親が自殺したと言う経緯もあって、呪われた家系として異端視されていた。
父のジョン(アンソニー・ホプキンス)にいきなり、「お前の兄は殺された」と告げられ、この日がちょうど葬儀にあたっていた。
ローレンスは、村人のウワサで最近村の外れに住みつくようになったジプシーたちのコミューンに何かあると感じ訪ねるが、その夜に見たものは恐ろしい獣の姿であり、そいつにローレンス自身も首に噛付かれ重傷を負ってしまう。この辺の描写は生々しく迫力がある。
グエンの介護もあったが、数日で傷が完治するが、こらが村人のウワサになり、ロンドンから来た警察にもある疑惑が持たれる。
満月の夜を迎えたローレンスは突然狼男に変身、村人達を惨殺して警察に捕まってしまう。
一方、兄の婚約者だったグエンはローレンスを愛するようになり、ジプシーの元へと向かうが、占い師(なんとジェラルディン・チャップリン!)から「命がけで愛せるのか」と突き付けられ、その思いを胸に呪われたタルボット城へと向かう。
その頃タルボット城では、もう一匹の狼男とローレンスが死闘を繰り広げていた……。
以降ネタバレになるので、未見の人はご遠慮を……。

DSCF0185_20100916214804.jpg

僕は当初、グエンによって呪いが解け、肉体的に助かるものだと、占い師の言葉から想像していたのだが、裏切られた。
どーやら精神的というか、魂の救済的なエンディングに落ち着いた。

内容は見応えがあって、決して退屈する事がない。
絵作りも原色をかなりのパーセンテージで抑え、ブルーを基調とした寒々しい色に拘っている事も評価にできる。
ヒッチ先生お願いします。


ヒッチ先生の採点表ピンク3-1
「『ウルフマン』と言うタイトルは無粋じゃな。日本のお家芸とも言える洒落た邦題を付けよ」



2010-09-13

『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』&『屋根裏のエイリアン』の併映!

こんばんは、ロッカリアです。
夏風邪です。しんどいです。身体中が痛いです……。見た映画が溜まっているので、昔を思い出して2本立て、併映でのレビューを。(コホッコホッ)

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 【パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々】
まあ、一言で言ってしまえば『ハリー・ポッター』の亜流。
魔法使いから今度はギリシャ神のポセイドンと人間の間に生まれた、デミゴッドと言うハーフ(?)の男の子が、ゼウスの稲妻を盗んだと嫌疑を掛けられ、それを晴らそうと真犯人を探し出す旅に出る……。
5部作からなるファンタジー小説の第1巻を映画化、『ハリー・ポッター』の恩恵を受けようと狙ったが見事にこけた。
原因は明白で、すでに何を見せられても、CG慣れした観客は驚かない。
ラストに向かうストーリーも大体想像通りで新鮮味に欠ける。
CGで何でも表現できる時代が来たというのに、それを持て余しているような感じがする。
ただ、ユマ・サーマンのメデューサだけは迫力があったなぁ。
原作もそうだが、子供向けを基本としているので、大人が見ると退屈するのは当たり前か。
アメリカでは映画も小説もかなりの人気らしいが、以後続編が出来るのかどうかは少し疑問が残る。
興行的にも失敗してるし、パーシー達の冒険の続きは、大体予想の範囲を越えないだろうから。
それにしても、最近は簡単に超能力や魔法が現実社会で使われるようになって来たなぁ……。
食傷気味。


aliens_in_the_attic.jpg【屋根裏のエイリアン】
こちらは何と日本では未公開作品。
こちらも子供向けで、しかも何処かで見たようなストーリーにエイリアンたちと、もういいだろう敵な感じで見ていたが、意外と楽しめた。
避暑地にやって来た家族や親戚。大きな別荘でのんびり過ごそうと思っていたが、なんとその別荘の屋根裏にエイリアンが陣取ってしまったから、子供達は信じてもらえない大人たちをよそに、あの手この手でエイリアンと闘う。
見飽きたパターンのなんだが、結構見入ってしまう。
青春映画のような雰囲気もあり、いじめられっ子が活躍するのもいいし、エイリアンたちの一人(?)が人間と仲良くなったり、人間をコントロールする場面ではプレステのコントローラーが使われる。
「ストーリート・ファイター」の昇竜拳(こんな字?)をお婆ちゃんが披露してくれたりするのも楽しい。
何も考えずに見るのが楽しい。
時間も90分と見やすい。
だが、いずれにしても子供向けです。
『グレムリン』をどこか彷彿させるかも……。
この映画、あんまり知られていないと思うので、予告編を。








ヒッチ先生の採点は……。

ヒッチ先生の採点表ピンク-2点5
「気楽に見よう。何も考えずに楽しもうではないか」




2010-09-10

『氷の微笑 2』 これが面白くないと言った奴は誰だ!?

氷の微笑2こんばんは、ロッカリアです。
前作で一大センセーショナルを巻き起こしたジョー・エスターハスの脚本から離れたので、どうせよくある続編だろうと思って見ていると、これが大間違い。
おかしいなぁ……、ロードショー公開時には評判が悪かったし、映画ライターの批評も良くなかったのに……。

確かにキャサリン役のシャロン・ストーンの若作りには限界を感じるし、相手役の俳優、マイケル・グラス(って、前作のシューター役、マイケル・ダグラスから?)ことデヴィッド・モリッシーもリーアム・ニーソンのパチモン(ニセモノ)にしか見えない。
ああ、続編はエロが売りなのか……、と思ってストーリーは我慢して見ていると、おいおい、結構捻られているじゃないか。
しかも、本格的なミステリーの構図を取り、ラストに至ってはどちらとも取れるエンディングに、キャサリンがさらに真相に迫る推理を披露する。
なるほど、この映画はそう言う事だったのかと、エロが思考回路を独占していた脳に結構な衝撃が走った。
ん~、『パーフェクト・ゲッタウェイ』に続いてやっちまった……。
どんな映画もナメテ掛かってはいけません。
でも誰だよ、この映画を全く持って、手に取るに足らん、見たいな事を言ったのは。

それではヒッチ先生、お願いします。


ヒッチ先生の採点表ピンク3つ星
「面白い映画は脚本から始まる。今のハリウッドは脚本を売るためにプロデューサーの言いなりに書き直す。結果良い脚本が生まれにくくなっているのじゃ。嘆かわしいのう…」


2010-09-06

『第9地区』 あえてSF大好き人間の僕が物申す!?

こんばんは、ロッカリアです。
超話題作のSF映画を見ました。
DNAに反応する武器の数々、上空に静止している母船、昆虫系のエイリアン、そのエイリアンが着るパワードスーツ、ハイテク技術満載のスペースシップのコクピット。
どれを取ってもよく出来ているし、使い方や演出方法も申し分ない。しかし……。
これをSF映画と呼ぶのを、僕は少しためらってしまう……。
何故なら……。


第9地区1


この映画は悲壮感しか残らないのだ。それも、SF的アプローチとは全く遠い所で、現実感だけが残ってしまう。
南アフリカと言えばつい最近ワールド・カップの舞台になって注目を浴びたが、この映画を見て、どうしても負の歴史が頭を過ぎる。
アパルトヘイト、である。
この中に登場するエイリアン(ディストリクト星人)は、どうしても黒人、なのだ。(この映画の監督ニール・ブロムカンプは白人)
エイリアンを海底の残飯あさるエビと称し、難民キャンプで極貧生活を送らせるが、衛生面、治安面が悪化すると、地域の住民の反発を恐れ、キャンプを他の場所に移そうと画策する。
ここに、エイリアンと人間との摩擦が生じる。
このエイリアンは黒人のメタファーではないよ、と言いたいのか、ご丁寧にナイジェリア人の武装テロリストを同じキャンプに配している。
物語は、MNUの職員であるヴィカスが、エイリアンの立ち退きをキャンプに告げに行く所から始まるが、ある家で見つけた黒い液体を顔に浴びてしまう辺りから、物語は急速に展開し始める。
ヴィカスの体の一部、左腕がエイリアンの身体になり始めると、貴重なサンプルとしてヴィカスは政府から負われる羽目に。
身体を元の姿に戻すには、エイリアンと協力して、彼らの母星に帰る以外に無い。
クリストファー・ジョンソンと名付けられたこのエイリアンは非常に知能が高く、ヴィカスと取引を条件に協力し合うが……。
ラストは、かなり切ないシーンで終わる……。
もう一度言おう。
これをSF映画と言う事を、どうしてもためらってしまう。
SFのギミックが満載なのに、残虐描写、汚いシーンの連続が鼻に付く。
これは、好き嫌いの問題かも知れないが、面白いストーリーなのに、どうしても物語にのめり込めない、のだ。
例えば、映画館で映画を見ている時、ふと、周囲を冷静に見回したり、家の鍵、掛けて来たかな……と気になってしまう感じなのだ。
SFのギミックが全く無いのに、これ以上のSF映画は無いんじゃないか?と思わせるキューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』と、まさに間逆の構図を取ったSF映画に見えたのは僕だけなんだろうか……。
だからと言って、この映画は面白くないのか、と言えばそうでもない。この辺りが、僕を一層混乱させる原因でもある。
結局、この映画をSFと言いたいのか、言いたくないのか、と言う着地点に向かってしまう……。
今日の記事が何故こうなったかと言うと、SFファンも納得、とか、SFファンも度肝を抜かれた、或いは、SFファンも「その手があったか!」と驚いた、などなどのキャッチコピーが躍っていたもんだから、少し期待しすぎたのが原因かも知れない……。
あなたはどう見ました?

ヒッチ先生お願いします。

ヒッチ先生の採点表ピンク3つ星
「自分の気持ちに、素直になればいいのじゃ。映画を見ると言う事はそう言う事ないのか?」




2010-09-03

『コララインとボタンの魔女』 うん、楽しめるよ。

こんばんは、ロッカリアです。
『ナイトメア・ビファア・クリスマス』のヘンリー・セリック監督がまたまたやりました。
今回はDVDで見たから3Dじゃないけれど、その世界観は2Dでも素晴らしいものでした。まずは予告編を見てもらいましょう。



ダークな世界観はヘンリー・セリックならではのもの。安易にCGに頼る事無く、ストップモーションと言う、100年以上前の技術を現代に引き継ぐ。
どうやればこんな凄い映像が完成するのか、僕には全く不思議でしょうがないが、一度映像を目にするとその世界に引き釣り込まれてしまう。
ストーリを云々するより、とにかくこのダークな世界に飛び込む事が大切だと思う。
そして、イマジネーションのドアをノックしてくるこの作品に、見ている人はどう答えるのか、興味津々である。
これは紛れも無い幽霊屋敷が主役(舞台)になっている事も、観客は気が付くべきである。
小さいドアの向こう側は極彩色だが、現実の世界は雨がしとしと降る灰色の世界、と言うのもヘンリーのユーモアに過ぎないが、これっていつも思うが、江戸川乱歩の「うつし世はゆめ よるの夢こそまこと」と言うフレーズが思い出される。まさに名言である。

ヒッチ先生、お願いします。


ヒッチ先生の採点表ピンク4つ星
「想像力、これに勝る映画表現があるのなら、是非教えてもらいたいものじゃ」








2010-09-01

『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』 ゴジラは一体誰のため…

こんばんは、ロッカリアです。
この映画を劇場で見たのが、もう9年も前の事なんですね……。実は8月15日の終戦記念日に見ました。

gojir.jpg

平成ガメラ・シリーズで特撮ファンの度肝を抜いた、金子修介監督の手によるもので、実によく出来ている。
しかも、今までのゴジラシリーズは無しにして、一作目(1954年)からこの作品までに、怪獣は現われなかったと言う、パラレル・ワールドを舞台にしたのも秀逸だ。
怪獣王ゴジラ、と言うイメージを払拭するために、「ゴジラは太平洋戦争で死亡したすべての人間の怨念の集合体である」(伊佐山嘉利:天本英世)と言う設定で、一作目の『ゴジラ』が水爆実験により目覚めた設定により近いものにした。
ストーリーの核も、バラゴン・モスラ・ギドラを「護国聖獣伝記」により、ゴジラが現われる時に、国を守るために蘇る、と言う神話を持ってきた。
これは、平成『ガメラ』で、ガメラが古代の巨大生物兵器として作られたと言う設定で、怪獣登場と言う違和感を力技で振り払ったのと同じだ。

日本を襲ったゴジラを防衛軍が撃退してすでに半世紀が経とうとしていた。
消息を絶ったアメリカの原潜を、特殊潜航艇「さつま」が補足に向かうが、そこには無残な爪痕で海底に横たわる姿が。そして、海底に土煙が上がると、その中をゆっくりとゴジラの背びれらしきものが進んで行く。
この辺はいきなり姿を見せるのでは無く、断片的でワクワクさせられる。

一方、新潟県・妙高山の大田切トンネルでは暴走族が赤い怪獣に襲われ落石と土砂の下敷きとなり、鹿児島県・池田湖では11人の若者が怪獣の吐いた糸で繭に包まれた状態で遺体で発見されるという怪事件が続出していた。BSデジタルQ(ウルトラQのもじりネ)のリポーター、立花由里(新山千春)は事件の場所が「護国聖獣伝記」に記されている三体の聖獣バラゴン・モスラ・ギドラが眠る場所に一致していることに気づく。由里は謎を突き止めるため伝記の著者・伊佐山教授に出会う。そこで伊佐山は「ゴジラは太平洋戦争で死亡したすべての人間の怨念の集合体である」と語り、ゴジラから日本を守るため護国聖獣を蘇らせようとしていることを知る。
ゴジラは小笠原諸島・孫の手島を壊滅状態にした後、静岡県・焼津港へと上陸しそのまま東京を目指した。山梨県・本栖湖付近にはバラゴンが現れゴジラに戦いを挑んでいった。そんな中池田湖では巨大な繭が浮上し、富士の樹海の氷穴ではギドラが目覚めようとしていた。
防衛軍もゴジラ迎撃に挑むがゴジラには通常兵器は効かず、その進撃を食い止められない。横浜の最終防衛ラインで待ち構える防衛軍の目の前で、ゴジラとモスラ、ギドラの死闘が始まる。(Wikipedia)



まあ、ラストの大怪獣バトルはお遊びとして、小学校の教師かとうかずこが、ゴジラの吐いた熱線で上がったキノコ雲を見て「原爆?」と呟いたり、震源が動いている、戦没者の怨念による集合体など、これまでに無かった発想がある。
しかも、通称GMKゴジラは黒目が無い。白目のみにして感情が無い、とてつもない凶暴性を出している。

DSCF0179-111.jpg

この『ゴジラ』を見てふと思った事がある。
一作目へのオマージュ、とことん怖い造形及び演出。『とっとこハム太郎』と併映されたにも関わらず、全く子供を意識していない。
平成『ガメラ』もそうであったが、この『ゴジラ』も、一体誰のために造られたんだろう?
当然大人、と言う事になるだろう。しかし、それもちょっと違うような気がする。
大人はワザワザ劇場に『ゴジラ』を見に行くだろうか……。(僕は行ったけど…)
何故僕は行ったんだろう……。
そうか、昔子供だった時代、『ゴジラ』を見て育った大人のために、『ゴジラ』映画ってあるんだよな、きっと。
だから見ていて、ワクワクドキドキするんだろうな、怪獣映画って。
だから、色んなオモチャまで買っちゃうんだろうな、きっと(いや、それは違うと思う…)。
で、HAMさんのブログで言っていた『マタンゴ』の食玩もついでにアップしときます!

DSCF0181-111.jpg
X星人はおまけね。(『怪獣大戦争』もお気に入りで~す!)

それではヒッチ先生、お願いします。

ヒッチ先生の採点表ピンク4つ星
「ま、わしがとやかく言う問題でもあるまい。好きなものはしょうがないな…」




ああ~、東宝特撮シリーズが見たくなって来た!平成ガメラも!





Copyright (C) ラジオ・ヒッチコック. All rights reserved. Template by Underground
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。