--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2010-12-28

『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 泣ける、ただただ泣けた…。

こんばんは、ロッカリアです。
ご無沙汰です。忙しくて29日まで仕事……。これが今年最後のブログ更新になるかも知れません。
で、どうしても見たかった実写版『ヤマト』を見ました。

<パンフレットの見開き↓>
DSCF0196-1.jpg

スターシア、デスラー、ガミラスの設定が違う。
イスカンダルとガミラスが双子惑星じゃない。
アナライザーの形体が違う。
放射能除去装置が抽象的過ぎる……。
キムタクはキムタクだし……。

これ以外にもオリジナルとの違いはかなりある。しかし、だ。
僕はこの映画を見て、数あるハリウッドのリメイク作品と、この実写版『ヤマト』の、リメイクと言っても良い作品に、かなりの違いがあることを感じ、しかも何故ハリウッドのリメイクがあんなにつまらない作品を量産する事になっているのか。
『ヤマト』も設定は同じだが、当然現代風に変えられてしまっている、にも関わらず、何故この映画に涙したのかが分かった。
勿論、子供の頃にリアルタイムで見たと言うアドバンテージはある。
中2の時、「アルプスの少女ハイジ」のちょうど裏番組にあたり、視聴率は悪く、クラスでも人気が無かった。
ブームは来なかった。
高校に入り、再放送が始まった。確か夕方6時頃からだった。時代で言うと、1977年頃かと思う。
この時、爆発的なブームがになった。TVシリーズは勿論全視聴。ソノラマ文庫から出版されていた小説版も読んだ。(内容はかなり違っていた…)
そして高3の時、『さらば宇宙戦艦ヤマト』(実質劇場版第一作)を友人達と今は無き松竹座の3階席(!)で見た。
そして、30年以上の時を経て、実写版を見た。2時間15分ある映画で、2時間は泣いた……。これは昔をしのんで、感傷的になったからではない。
僕はこの映画で、リメイク作品の一番大切なものは何か?と言う事を思い知らされた。
ハリウッドでこの映画を作っていたら、多分結果は悲惨なものになっていたに違いない。
リメイクとは、オリジナルの形態を引き継ぐ事では無い。
スピリットを継承することこそ、良いリメイク作品と呼べるんじゃないのか……。
この『ヤマト』を見た時、自らの命を顧みず地球を救うその姿に、心打たれた。
それは、昔見た、誇り高き戦士と寸分変わらない姿だったのだ。
その姿に涙が止まらなかった……。(いい歳したオッサンが…)
恥ずかしい話、その日一日、目の腫れが引かなかった……。(泣き過ぎだろ…)
良い映画でした。

さて、今年もあと少し。
皆さん、来年も懲りずに、遊びに来て下さいね。
それでは良いお年をお迎え下さい!




スポンサーサイト
2010-12-20

お詫び!

こんばんは、ロッカリアです。
今月の【ブログDEロードショー】、『ベルリン~天使の詩』に参加できませんでした。
手持ちのDVD(市販品からエアチェックを含め)を虱潰しに探してみましたが、見当たらなかったので、近くのレンタル屋さん(映像倉庫)に借りに行ったら見当たらず、「どこ?」って聞いたら置いていない……。
ま、まさか!
文句タラタラ言った所で無い物は無いので仕方なく、昨日の日曜日に『ヤマト』の予約をしていたので、その帰りに探そうとあっちこっち探したが、中古屋さんでやっと発見!よっしゃ~っと思ったのもつかの間、¥4500???
ええ~、いくらなんでもちょっと高いんじゃないの……、と言う事で断念。
アマゾンで¥2990から売っていたので、買おうと思ったが、やっぱり待てよ、絶対家の何処かに有るはずなんだよなぁ……、と言う気がする。
DVDの購入リストも1200枚を越えたあたりから付けなくなったし、エアチェックのリストは付けるようにしているけど、それもブルーレイに録画するようになってからだし、確かな事は言えないが、ある場面を繰り返し見た記憶があるので、多分あるはずなんだよねぇ……。
土壇場でバタバタしたから、もうどうしようもなかったけど、遅れてでも見ますので、今回は参加できませんでした。
主催の Mardigrasさんや、運営に尽力を尽くされているmiriさんや宵乃さんには大変申し訳なく思っています。
本来なら、それぞれにお伺いして誤るべき所を、ブログ上で済ませて、合わせて申し訳ありませんでした。
おまけに、プリンターの故障と、この7年を経過したVAIOの不調に加え、仕事も早朝から忙しくなってきたので、記事の更新も停滞しています。
年内に片付けて、新年を迎えられるようにしますので、温かい目で見てやって下さい……。(海賊盤の方も…)

2010-12-16

『エディ・マーフィの劇的1週間』は、タイトルで大損しているよ

こんばんは、ロッカリアです。
『ビバリーヒルズ・コップ』の時代、つまり1984年から現在に到るまで、エディは見た目が全く変わってないよね。
あの引き笑いをするとシワが増えたかなぁ、と思うけど、まだまだ年齢を感じさせるほど老けていないよね。
実は、エディと僕は一つ違い。彼の方が一つ下の49歳。
最近の彼の出演作は、劇場公開される事が無くなって来ている。何故だろう……。
彼は基本コメディアンで、『ビバリー~』の時はアクションとクールとコメディが見事に表現されていて、作品の着想にも恵まれて、この時期が彼のピークだった事は間違いない。
確かに彼のピークは過ぎているかも知れないが、彼の出演作をつぶさに見ている者としては、今も作品自体はとても面白いし、彼のコメディセンスも相変わらず冴えていると思うんだけど、何故かDVDストレートになってしまう。
裏を返せば、小粒でも良い作品が劇場公開に漕ぎ着けるのは至難の業、と言う事か……。

img162-11.jpg


考えてみれば、ビデオさえ無かった時代は、TVの洋画劇場や深夜劇場で、「誰が一体こんな映画を見るんだ?」的な作品も数多く放映されていたので、かなりの本数を見ていたし、今でも憶えている映画は多い。
とは言っても、その頃でも、僕が知らないだけで、闇に葬られた作品も多かったんだろうなぁ……。

この映画はまずタイトルからしてヒットさせよう、と言う意気込みが無い。
『イマジン・ザット』、こちらの方が作品の内容を言い表している。
と言うのも、この映画は、仕事が忙しく愛娘のオリビアとうまくいかないビジネスマンが、子供とふれあって行く様子をメインに置いているが、その一方で、人生において、想像力を働かせる事が、とても大事で、それが人生に潤いを与えているんだよ、と言う事を教えてくれる。

今は、シネコンみたいな大型施設でしか映画が見られない時代。
一部でミニ・シアターも頑張っているが、アート系作品が多いように思う。
DVDやブルーレイで見れるからいいじゃないか、と言われるかも知れないが、大作主義、スター主義や資本主義一辺倒の映画界に、疑問を抱いている者が、こんな所にいる事を記しておいてもいいだろう……。
そう言えば、【B級映画】というくくりが無くなってどれぐらい経つのだろう?
模倣映画と言う変なジャンルが台頭してきているが、これは全くB級映画とは違うものだよなぁ。

今年は特にひどい映画を見たから、来年は、面白い映画、良い映画とたくさん出会いたいなぁ。



2010-12-10

『シャッター・アイランド』 前例があり過ぎる…

こんばんは、ロッカリアです。
予告編を見て、この映画の核心に気付いちゃった。
今日はネタバレしないと語れないので、未見の人は落書きだけを愉しんで行って下さい。(愉しめるか……)


img161-3.jpg

それにしても、この手のトリックは推理小説にしてもそうなんだけど、前にあったじゃん、つまり、前例があるものはどんなに工夫を凝らして見せられても興ざめだよなぁ……。
一番最初に思い出したのが『エンゼルハート』、次に『シックスセンス』……。
他にもあるけど、すでに2個もありゃあ充分でしょ。
このトリックの特徴は、見終わった後に、もう一度見直したくなる、検証したくなる、と言う事か。
案の定、
★冒頭の船のシーンは、ディカプリオは船内でゲロを吐いているから、引きの画面では一人しか映っていない。
★ディカプリオが船から下りるシーンが無く、いきなり船着場に立っている。
★警備員は明らかにディカプリオを警戒している。
★車で病院に向かう途中、電流の流れる鉄条網を指摘すると、相棒とこんな会話をする。
 「どうしてそんな事が分かる?」「前にも見た事がある」
★病院の入り口で拳銃を渡さないと入れてやらないと言われるが、相棒が素人のように拳銃の扱いにモタモタする。
★証言中に女性が水を飲むが、口元に運んだコップが、まるでジェスチャーのように形だけで実際にコップが無い。
★病院を入ってすぐに、髪の毛の薄い女性の患者が、ディカプリオを見て、しーっと口元で指を立てる。以前にディカプリオが騒いだからだろう。
★同じく患者が、「やあ」と顔見知り見たいに手を振る。
★二人の刑事に付く警備主任は、やたらいい加減な事を言い、詰まると医院長に聞けよと言っていつも逃げる。(コイツ、超てきとーな奴…)
★レイチェルの部屋で彼女が履いていた靴と言って相棒が手に取るが、明らかに男の革靴だ。

まだ上げようか?
それとも決定的におかしい所を上げようか?
それはディカプリオが周りの精神病患者より精神をきたしている所。

ひどい頭痛に悩んでいる。
妻の幻影を見る。(普通の人間は見ないだろ…)
もっとヒドイのが、ディカプリオの凝り過ぎた演技。
演技に対して異常に拘る彼だが、今回は裏目に出たとしか言いようが無い。
まだまだ沢山有るが、最後まで疑問だったのが、何故そこまでディカプリオの芝居に皆して付き合うのか。
それも2回も3回も。
原作の段階でも、このトリックを成立させる為には、周囲の協力が無くては不可能なのだが、ネタを明かされても、どうも動機に無理があり、納得し得ないものが残る。

騙され方にも色々あって、気持ち良く「ダマされた~」と思える作品に仕上がっていない。
この手のパターンでは、『シックスセンス』に集約されているような気がするのだけれど……。
それにしても、予告編を見て、「ん?」とトリックに気が付いた人は、僕だけじゃないと思うけど、予告編を作る際も、こう言う内容は慎重に扱わないとダメだね。
映画としての作りは、スコセッシ監督らしい、クォリティの高い映像となっているだけに、惜しい……。
最後に、その予告編を。



2010-12-08

ブルーレイが安いよなぁ~。

こんばんは、ロッカリアです。
今日はジョン・レノンの命日。もう30年も経つんですね……。
『イマジン』を見て彼を思うとするか……。

2bray.jpg

と言う事で、休日にこの2枚を買いました。

DSCF0192_20101208215326.jpg

『マトリックス』は2,3作目を作らなければ世紀の大傑作だったのに、続編がこれほど悪影響を及ぼした映画も珍しいよなぁ。
『マーズ・アタック!』は50年代SF映画をティム・バートンが現代に再構築した傑作。何度見ても楽しい作品。
これが1枚¥1490なら買いでしょ。
ちなみに、ラインナップは以下の通り。


タイトル

アイランド
アイズ ワイド シャット
アイ・アム・レジェンド
アウトブレイク
アサシン 暗・殺・者
マッドマックス2
アナライズ・ユー
アニマトリックス
アマデウス ディレクターズカット
荒鷲の要塞
イエスマン “YES”は人生のパスワード
硫黄島からの手紙
イルマーレ
イレイザー
インベージョン
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
インクハート/魔法の声
インフォーマント!
インビクタス/負けざる者たち ブルーレイ&DVDセット〈初回限定)
Vフォー・ヴェンデッタ
ウェディング・シンガー 特別編集版
ディレクターズカット ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間 40周年記念
A.I.:ARTIFICIAL INTELLIGENCE
エクソシスト ディレクターズカット版&オリジナル劇場版〈2枚組〉
エクトプラズム 怨霊の棲む家 無修正版
エスター
エルヴィス・オン・ツアー
狼たちの午後
オーシャンズ11
オーシャンズ12
オーシャンズ13
オズの魔法使い
俺たちに明日はない
かいじゅうたちのいるところ ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産版)
カサブランカ
風と共に去りぬ
カッコーの巣の上で
カッコーの巣の上で
カラーパープル
ガントレット
紀元前1万年
きみがぼくを見つけた日
キャットウーマン
キャッツ&ドッグス
グーニーズ
クォ・ヴァディス
グッドフェローズ
グラン・トリノ
グリーンベレー
グレムリン
刑事ニコ 法の死角
ゲッタウェイ
ゲット スマート
恋の手ほどき
交渉人
GOEMON
ゴーストシップ
ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト
ココ・アヴァン・シャネル
コブラ
コラテラル・ダメージ
コンスタンティン
コンタクト
最高の人生の見つけ方
最後の初恋
幸せのレシピ
シャイニング
シューテム・アップ
13日の金曜日
ショーシャンクの空に
シリアナ
白いドレスの女
推定無罪
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
スーパーマン リターンズ
スーパーマン ディレクターズカット版
スーパーマン2 リチャード・ドナーCUT版
スキャナー・ダークリー
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ
スヌーピーのメリークリスマス
スヌーピーとかぼちゃ大王
スヌーピーの感謝祭
スピード・レーサー
ザ・スピリット
スフィア
スペース カウボーイ
300<スリーハンドレッド>コンプリート・エクスペリエンス
スリー・キングス
西部開拓史
セブンティーン・アゲイン
セブン
戦略大作戦
戦場でワルツを 完全版
ソードフィッシュ
卒業白書
ゾディアック ディレクターズカット
そんな彼なら捨てちゃえば?
ターミネーター サルベーション ザ マシニマ シリーズ
ダーティハリー
ダーティハリー2
ダーティハリー3
ダーティハリー4
ダーティハリー5
ダーティファイター
ダークナイト
タイタンの戦い
旅するジーンズと19歳の旅立ち
タワーリング・インフェルノ
ダンス・ウィズ・ウルブズ
父親たちの星条旗
チャーリーとチョコレート工場
チャンス 30周年記念版
沈黙の戦艦
ティム・バートンのコープスブライド
THX-1138
テイキング・ライブス ディレクターズカット 特別版
ディパーテッド
ディープ・ブルー
デッドフォール
デッド・カーム/戦慄の航海
デモリションマン
デンジャラス・ビューティー
デンジャラス・ビューティー2
逃亡者
ドクトル・ジバゴ アニバーサリーエディション
時計じかけのオレンジ
トレーニング デイ
トロイ ディレクターズ・カット
ナチュラル・ボーン・キラーズ
ナチュラル・ボーン・キラーズ ディレクターズカット
2001年宇宙の旅
2010年
2300年未来への旅
ニンジャ・アサシン ブルーレイ&DVDセット〈初回限定〉
パーフェクト ストーム
ハッピー フィート
バットマン ビギンズ
バットマン ゴッサムナイト
バットマン
バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲!
バットマン フォーエヴァー
バットマン リターンズ
パッセンジャーズ
ハムレット
パラノーマル・アクティビティ
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
ハリー・ポッターと秘密の部屋
ハリー・ポッターと賢者の石
ハリー・ポッターと謎のプリンス
巴里のアメリカ人
バレンタインデー ブルーレイ&DVDセット〈初回限定〉
    ビートルジュース 20周年記念版
ピザ男の異常な愛情
ファイヤーウォール
フールズ・ゴールド/カリブ海に沈んだ恋の宝石
フェーム
フォーリング・ダウン
    フォー・クリスマス
THE 4TH KIND フォース・カインド
ブラッド・ダイヤモンド
ブラザーサンタ
フルメタル・ジャケット
ブレージング サドル
ブレイブ ストーリー
ブレイブ ワン
ブレードランナー ファイナル・カット 製作25周年記念エディション
ブレードランナー クロニクル
ペイルライダー
ベオウルフ/呪われし勇者 ディレクターズ・カット版
ペリカン文書
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
暴力脱獄
ボールズ・ボールズ
北北西に進路を取れ
ポストマン
ポセイドン
ポルターガイスト
ホワイトアウト
マーズ・アタック!
マトリックス リローデッド
マトリックス レボリューションズ
マトリックス
迷い婚~すべての迷える女性たちへ
ミスティック・リバー
ミュータント・タートルズ-TMNT-
ムーンウォーカー
燃えよドラゴン
目撃'
夢のチョコレート工場
許されざる者
ラスト サムライ
    ラストマン・スタンディング
ラッシュアワー
ラブソングができるまで
リーサル・ウェポン
リーサル・ウェポン2 炎の約束
リーサル・ウェポン3
リーサル・ウェポン4
リーピング
理想の彼氏
ルーキー
レストストップ2 ドント・ルック・バック
レストストップ デッドアヘッド
レッド・ツェッペリン 狂熱のライヴ
レディ・イン・ザ・ウォーター
蝋人形の館
ロストボーイ
ロスト・イン・スペース
ロックンローラ
ロビン・フッド
ロング・キス・グッドナイト
ワールド・オブ・ライズ
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

アマゾンでも2枚で¥3000と言うのをやってるよ!(クリック)


さあ、どれを買う?





2010-12-06

『スパルタンX』 こいつは面白い!!!

こんばんは、ロッカリアです。
温くなったり寒くなったり、皆さん体調には気をつけましょうね。
この映画のタイトルを聞いて、あのファミコンのゲームソフトを思い出す人、多いんじゃないでしょうか?
単純だけど面白かったね。(後、映画関係なら「グーニーズ」にもハマッタなぁ~)
映画の方も久々に見ました。多分20年振りぐらいかなぁ……。
昔の印象と言うのは、結構間延びしていて、退屈な場面も多かったように記憶していた。
ところが、これが今見返してみると、メチャクチャ面白い!
勿論この映画の売りは、ジャッキーと、当時キックボクシング、マーシャルアーツで頂点を極めていたベニー・ユキーデとの決闘!
若かった僕も、ジャッキーの映画と言えば工夫を凝らしたアクションに重点を置いて見ていた、と記憶している。
乱暴な言い方をすれば、時代が変わった昨今、昔のジャッキーの映画は少し古い印象が拭えないだろうなぁ……と思っていた。
しかし、この映画は実に細部まで目の行き届いた構成と作りになっている。
ユーモアのセンスも、当時はクドかったものが、何故か今は笑える!しかも超おかしい!
ええ?この映画そんなに面白かった?と記憶が薄れているあなた、少しストーリーを書けば蘇るかも。

img160-1.jpg

スペインで(この辺からして、ブルース・リーを意識しているよなぁ)ワゴン車を改造して移動中華屋台を、ジャッキーとユン・ピョウのいとこが経営している。
ある日、精神病院に入院しているユン・ピョウのお父さんのお見舞いに行くと、スペイン人の新しい恋人を作っていた。
その娘が超美人(!)で、二人は一目ぼれしてしまうが、後日、その彼女はスリの常習犯だと言う事を知る。
成り行きで、二人のアパートに泊めて上げるが、案の定財布からお金を抜き取られ、姿を消していた。
一方、探偵助手から所長になったサモ・ハン・キンポーは、紳士からある娘を探し出して欲しいと高額の依頼をされる。
その娘こそ、ジャッキーとユン・ピョウが知り合った女スリだったが、彼女はただのスリでは無く、本人も知らない秘密が隠されていた……。
その秘密を知る男達も彼女を略奪しようと狙っていて、全ては古城を住処とする伯爵に関係して行く……、と言うストーリー。
ユン・ピョウとジャッキーが冒頭でトレーニングする所から始まって、暴走族との対決、謎の一味との戦い、陸橋を飛び越えるカースタント、ベニー・ユキーデとジャッキーのタイマン、フェンシングの名手とサモハン、そして二人が加わり三銃士となって闘うラストまで、かなりムチャなアクション・シーンハイまでもキョーレツ、見ているこっちが痛い。
この激しいアクションに、ユーモラスなシーンが見事に溶け合い、ラストまで一気に見せる。
なのに、DVDは廃盤、レンタルなしと言う状況はいかがなものか?(本当に面白い映画は見れないのか?)
NHK様々である。
この映画でも、ユン・ピョウのブルース・リーへの拘りは尋常ではないが、彼のスタントをやった者にしか分からない拘りを感じてしまうのは僕だけか……。
ブルース・リー無くして、この三人活躍は無かっただろうなぁ、と改めて実感……。
面白い映画でした。

2010-12-02

『海外特派員』、ヒッチコックの原点!

こんばんは、ロッカリアです。
ユーモア、ラブ・ストーリー、サスペンス、スリル、スパイ、冒険、パニック、ミステリー、スペクタクル。
これらの要素が全て詰まっているのがこの映画、『海外特派員』だ。
第二次世界大戦前夜の緊迫した状況下で、アメリカの新聞記者ジョン・ジョーンズ(J.J)が不屈の精神で、元政治家ヴァン・メア失踪事件を追う。
その姿を描いたヒッチコックは、この映画を世界中で活躍している全ての特派員に捧げている。
それもそのはず。
この映画は大戦直前を描いているが、実は戦争中に作られている。(日本では絶対に有り得ない事だ)
チャップリンもそうであったように、一見娯楽作品に見えるこの映画も、しっかりと反戦のメッセージを内包している。
愚かな人間の私利私欲の為に戦争が始まる、と言う事。
巨大な悪(ナチス)に対して、市民が立ち上がる事こそが大切である、と言う事。

img159-1.jpg

ユーモアが散りばめられ、冒険色が強い前半から中盤にかけては、まさにヒッチタッチの展開だが、後半、飛行機に乗り込んで海に墜落、漂流するシークエンスは、今見てもどうやって撮影されたのか、不思議に思えるシーンの連続で、ただただお見事としか言いようが無い。
中盤で、犯人が傘を持った群集の間を、傘の動きだけで表現した演出。
このヴァン・メア氏暗殺シーンに、一体どれほどの映画人がインスパイアされた事だろうか。
脱帽である。
しかしながら、ヒッチコックの良さが全て出ている作品か?と問われると、諸手を挙げて「はい、そうです」とは言い難い。
先日の『死刑台のエレベーター』でも述べたが、年代的なことに始まって、首を傾げたくなるシーンもいくつか有る。
ただ、ヒッチコックの場合は、うっかりミスと言う事は少なく、観客をスクリーンの世界に引き込もうとして、少々クドクなり過ぎた、と言えるかも知れない。
当時は、現在ほど映画技術に慣れた、或いは演出に慣れたとでも言うのか、そう言う人は少なかったと思うから、これでもかと言うぐらい、つまり白々しいぐらいの演出になったのかも知れない。
が、リアルタイムで見ていないので、この辺りは想像に過ぎない……。
何本かヒッチコック作品を見た人が、改めてこの映画を見ると、ヒッチコックのルーツを知る事が出来て楽しめる映画だと思います。

12月にNHK-BSで再放送があるので、興味のある方は是非。

Copyright (C) ラジオ・ヒッチコック. All rights reserved. Template by Underground
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。