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2011-01-31

『ミレニアム2 火と戯れる女 』は、『3』に期待…

こんばんは、ロッカリアです。
寒い!とにかく寒い!
皆さん、風邪やインフルエンザには充分気を付けましょうね。

さて、とにかく寒い日本列島ですが、この映画の舞台のスウェーデンは北ヨーロッパだから、計り知れないほど寒いんでしょうね。
僕が見たスウェーデンは、季節が夏で、緑にあふれ、海や湖は底知れぬ蒼さ。短い夏だが太陽はきらびやか。
木の陰で休む人、ベンチに座ってファースト・フードを食べてる人。
自然に溢れていて、なんてのどかな国なんだろう。
行って見たいなぁ……と、この『ミレニアム・シリーズ』を見るまではお気楽に考えていました。
ところが、この映画のバックグラウンドときたら、まるでイングランドのダートムーア地方、しかも怪奇的、神秘的に小説等で描かれるあのムードそのもの。
荒れていて、陰鬱で、しかも寒々としている……。そんな印象しか持てなくなりました。

img003-1.jpg
(真ん中に血のように流れているのは、彼女が正体を隠すために描いたメイクです。にしても怖え~よ…)

これは3部作のちょうど真ん中の作品だから、どうしても1作目と3作目の橋渡し的なポジションになってしまう。
今回は、前作のようなサイコ・ミステリー色は薄まって、天才ハッカーのリスベットが、殺人事件の容疑者に仕立てられてしまう。その容疑を晴らすために奮闘する姿と並行して、彼女の出生の秘密が明らかになって行く、と言う筋書き。
リスベットの父親が登場して、リスベット自身の身にかなりの危険とダメージが生じる。
ミカエルの行動は控え目で、どうやら3作目でリスベットの容疑を晴らすような活躍が期待される。
アクション色の強い2作目だが、やはり3作目見てから全体の評価をしたい、と言うのが正直な気持ち。
それにしても、今回もサブ・テーマとでも言えばいいのか、少女たちの買春や人身売買と言ったものが、作品のイメージをより一層ダークなものにしている、と言う事を付け加えておきましょう。

この映画を見ても、あなた、スウェーデンに行きたいと思うでしょうか……。
僕は嫌だな、だって、飛行機に乗らないと行けないじゃないか……。(そこ…?)



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2011-01-27

『小さな恋のメロディ』は、深夜の洋画劇場の再現だ!

こんばんは、ロッカリアです。
実は1月4日の深夜に、民放でこの映画をオンエアしていたのを、皆さんご覧になられましたか?
2時ぐらいから始まったので、休日と言っても、そんなに夜遅くまで起きて見ようと思った人、少なかったんじゃないでしょうか。(最近は、とにかく録画しといて後から見ようって事が多いもんね)
でも僕は懲りずに見ました。
その昔(出た…)、1970年代と言うのは、TVで洋画を放映していた全盛期で、特に年末年始なんて言うのは、深夜の12時頃から2,3本続けてオンエア(もちろん1つのチャンネルで!)なんて当たり前の世界でした。
ビデオが一般家庭にまだ存在しないこの時代、見たい映画が少しだけ時間がずれて、他のチャンネルと重なった時なんて、朝から「ん~、どれを見よう……」と真剣に悩んだものでした。
今回、夜中にこの映画を見た時に、タイムスリップしたかのように、そんな事を思い出しました。
そして、当たり前の話なんだけど、民放だからCMが途中で入るのね。
それで、またまた思い出した事があるんです。

当時、深夜にガキ(中学から高2ぐらいまでかな…)が大手を振って、居間に一台しかないTVを見ているなんて御法度でした。
もし、そんなところを母親に見つかろうものなら、平日も休日も関係なく、「いつまで起きてるの!早く寝なさい!」と言われた時代です。
ところが、以前このブログでも書きましたが、深夜にTVを見るために(本当は11PMを一人で見たかった、と言うスケベ根性が発端でしたが…)必死に頼み込んで買ってもらった5インチのポータブルTV、僕にとっては最高のアイテム(宝物と言っても過言ではない!)があったのです。
もちろんカラーTVはすでに当たり前の時代でしたが、5インチのブラウン管(液晶なんておそらく概念すら無かったんじゃないでしょうか)では、まだ技術的にカラーは無理でした。

img002.jpg

その(この↑)TVで、布団に入って真夜中に映画を見ていると、先に言ったようにCMが入る。
これがくせ者だったんです。その理由は……。

深夜 → 眠たい → ブラウン管は近くで見ていると眩しい → 布団の中……。

そうです。
このCMの最中に悪魔が襲って来るんです、睡魔と言う悪魔が!
映画本編を見ている時は集中しているので、あまり気にならないけど、CMに入った瞬間、緊張の糸がプツンと切れて、気が付けば終わっていた、もしくは朝だった……。
これ、結構ありました。
この時の後悔と言えば、筆舌に尽くし難い!
そりゃそうでしょ。
その映画が次にオンエアされる事なんて、何の保証もないし、あったとしても数年後。
今は保険をかけて同時に録画する事も出来るし、布団の中で見る事も無い。(ソファで寝ちまっている時あるけど…)
だから気が付いたんだ。
この時代、映画を見る、と言う事は真剣勝負だったんだなぁ……って。
今は恵まれているから、その分、余計に思う。
昔のあの時代って、僕ら世代にとっては黄金時代だったんだと。
この『小さな恋のメロディ』、メロディを演じたトレイシー・ハイドが「ロードショー誌」の女優部門で常に1位の座を占めていたが、彼女の成長して行く姿が雑誌に載る度に、人気が無くなって行ったんだよな……。
マーク・レスターも同様に、主演作に恵まれなくて同じようなの道をたどったけど、去年だったっけ、マイケル・ジャクソンの子供の実の父親(精子を提供したという意味)で話題になったけど、なんだか寂しいね。
このブログでは、折に触れ、昔のエピソードなんかも紹介して行きます。

今の時代って、映画と何かの体験が一緒になって一つの思い出になる、なんて事が無いのは僕だけなんだろうか……。




2011-01-24

『アイ・アム・サム』 【ブログDEロードショー】

こんばんは、ロッカリアです。
今回は落書きが間に合いませんでした……。

サム2

この映画は僕の苦手な作品です。(苦手、と言うだけで、決して嫌いではない。ミッシェル出てるし…)
そして、この映画は昔から物議を呼ぶ作品としても有名です。
今回で2回目の視聴となるこの映画、以前に見た時はお気に入りのミッシェル・ファイファーが出ていると言う、ただそれだけで見ました。
その時から、2回目は無いな、と思っていたんですが、意外にも今回見る事になったので、今回は自分なりに、どうして苦手なのか?と言う事を整理したいと思います。

基本、いい映画だと思う。
皆さんが言っているように、親子の絆だとか、周囲の人の温かい目だとか……。
僕も基本、そう思う。
ただ、あの瞬間が許せないのだ、この映画は。

それは冒頭から15分も経った頃、今まで友達のように遊んでくれていた自分の父親が、他人のお父さんと少し違うと思い始める。
友達のようなパパ、実は知能が低いんだ……と、子供が親の知能を追い越して行くあの瞬間。
これが悲しすぎる。
言い換えれば、精神的に親と子の立場が入れ替わると言う事。
わずか7歳でその事を突き付けられた子供の心情を想像するだけで胸が痛くなる。
これは映画だから、と言うのは簡単だが、きっと現実にもこんな事が有るように思えてならない。
この瞬間が苦手なのだ……。
映画として楽しめないんだよなぁ。
そもそも、事の発端は、ルーシーが描いた絵が、精神状態を表していると言って、「サムには子育てができない」と言う結論に達している。
イコール福祉施設行……。
なんで?
絵だけを見てそんな事決めちゃうのか?
例えば、転ばぬ先の杖的な発想だとしても、虐待と言う事実も無く、また、ルーシー自身が学校に助けを求めた訳でもないのに、「君はバカだから子育てができない」と言うのは部外者の傲慢に過ぎない。
ここが妙に納得いかない。

それともう一つある。
ビートルズ・ナンバーの使い方、だ。
オリジナルは版権が高過ぎて使用できず、カバーをBGMに特化して使っているが、それがぶち壊している。(断っておくが、僕はビートルズ・フリークである)
ビートルズのオリジナルは、流れた瞬間にそのシーンの空気を一変してしまうパワーがある。それを安く済ませるためだけにカバーに走った姿勢は、少しおかしいと思う。
それなら、中途半端にカバーなんか使用しないで、オリジナルの曲を作った方が良かっただろう。
ビートルズ・ナンバーを使う意味が良く分からない。(使う意味が何処にあったんだろう…、謎だ…)
ハンス・ジマーよ、どうした?と言いたい!(このビートルズ・カバーについてのマニアックな話は近々海賊盤にアップするのでよろしく)
映画なんて、所々を突っついても仕方ないと思うが、最後にあのラストについて言いたい。
みんなが幸せになるあのラストは、この映画の流れを追って行くと実に不自然で、ハリウッド特有の試写会における観客の反応、プロデューサー、配給会社の意向が如実に反映されているように思う。(無難に、全ての人に受け入れられる映画)
別に、ハッピー・エンドを否定する気はないが、このラストでは、数ある他の映画と何ら変わりはない。
早い話、めでたしめでたし、である。
70’Sの映画を中心に見てきた僕だけかもしれないが、今回そんな事を強く感じた。

いい終わり方だ、と思う人。
なんだ、結局はそこに落ち着くのか、と思う人。
きれい事だろ……、思う人。
勿論、正解なんてあるはずがない。
映画は見た人がそれぞれ自分の思うように感じて、見ればいいんだ。
だから映画は面白い!
そして、色んな人の意見がブログ上で同時期に交差し合う。
これこそが【ブログDEロードショー】の根幹であり、続けて行く意義である。(だって楽しいでしょ、映画について色んな意見が聞けて)

先に述べた通り、この映画は公開時から僕のような人間から物議を呼んだし、今も見る度にああだ、こうだと意見が飛び交うのがこの映画の宿命見たいな所がある。

そう言う意味において、今回この映画をチョイスされたワールダーさんは、実に良い選択だった思います。
そして、どうもお疲れ様でした!

2011-01-18

『コップアウト』定番のバディ・ムービー!

こんばんは、ロッカリアです。
まあ、これはコメディ色がかなり強い刑事アクションもの。
主演のブルース・ウィリスは『ダイ・ハード』並みの、とりあえず硬派な刑事。だが、相棒のトレーシー・モーガンと言えば、映画のセリフをそのまま再現しては楽しんでいるお気楽刑事。だが、妻の浮気疑惑に四六時中悩んでいると言う役。
娘の結婚式の費用を、プレミアの付いた野球カード(推定5万ドル!)で何とかしようとショップに持ち込んだ時、運悪く強盗に襲われ、それがキッカケで麻薬組織と相対する事になって行く……。

copout.jpg

まあ、これと言った見せ場も無くて、コメディ色が強い割には、人がバンバン無残に殺されて行く。
トレイシーのギャグを、面白いと見るか、ウザいと思うかはそれぞれによる。
アクションとギャグが交互に押し寄せるので、最後まで見れてしまうが、この作品も最近のハリウッドを象徴している。
それは可もなく不可もなく、と言う事。
チャレンジ精神が無くなって久しい聖林。映画の中から夢が消えて久しい聖林。
そんなハリウッドを、この作品も象徴している。
この作品はブルーレイで視聴しました。

それにしても寒い日が続きそう。みなさん、風邪をひかないようにしましょう!って、映画の中身が薄いと、これぐらいしか語れないようなぁ……、悲しいけど……。

2011-01-16

『ブリット』『ホット・ロック』…。

こんばんは、ロッカリアです。
風邪もどうやら峠を越して、徐々に復活の兆しに。皆さんも、あまりにも寒いので風邪に気を付けて下さい。
インフルエンザも流行ってますから。

さて、体調が良ければもっと早く記事をアップしたかったのですが、イギリスの監督、ピーター・イェーツ氏が9日に亡くなられました。81歳。
僕たちの年代にとって、ピーター・イェーツ監督と言えば名匠で、スピード感あふれるシャープな演出に定評がありました。
昨年、【午前十時の映画祭】で『ブリット』(1968年、カーチェイス映画の先駆け)を見に行った時も、やはりサンフランシスコの坂道を利用したカー・チェイスは圧巻で、特にあのラスト、マックィーンが犯罪者に向かって仁王立ちで銃を構えるシーンは、以後の刑事映画に多大な影響を与え、『ダーティ・ハリー』(1971年、場所も同じくサンフランシスコ)のドン・シーゲル監督は、クリント・イーストウッドに同じジャケットを着せてオマージュを捧げてました。

1970年代、誰がその作品の監督か、と言う事を重視して映画館に映画に足を運びました。リアルタイムで言うなら『ザ・ディープ』(1977年、ジャクリーン・ビセットで話題に)がそうでした。
『ジョンとメリー』(1969年、ミア・ファーローとダスティン・ホフマン共演作)もTVの洋画劇場(深夜枠)でよく見ましたし、『ホット・ロック』(1971年、ドナルド・E・ウェストレイク原作の「ドートマンダー・シリーズ」の映画化。傑作!)は今でも大好きな映画。
去年、偶然見かけたレーザー・ディスク(今も、DVD化されてない作品は探して歩いてます)の裏面を見た時、これもそう言えばピーター・イェーツだったんだ、と手にした瞬間レジに直行、それがこの映画です。(↓)

DSC00269.jpg

知る人ぞ知る『銀河伝説クルール』(1983年制作)もちろん、『スター・ウォーズ』の亜流で、出演者たちは全くの無名。
友人が借りてきたレンタル・ビデオを、彼の家で一緒に見ました。その時の印象は、ピーター・イェーツも腕が落ちたな(何故か上から目線…)と言う感じでした。
以後、彼の名前を新作ではあまり聞かなくなりました。
でも、青春時代に見た彼の作品は、いつまでも心に残り、思い出と共にこれからも忘れられないでしょう。
ご冥福を心よりお祈りします。



2011-01-12

『アンストッパブル』、文字通り止まりません!

こんばんは、ロッカリアです。
うう~、少し風邪気で咳き込んでます……(ゴホッゴホッ)。

日曜日に見て来ました。列車ものの映画は名作が多く、このジャンルのものは映画好きには堪りません!
過去に『サブウェイ・パニック』『カナディアン・エクスプレス』『カサンドラ・クロス』『オリエント急行殺人事件』『リスボン特急』『大陸横断超特急』『バルカン超特急』『脱走特急』『ポーラー・エクスプレス』『鉄道員』『暴走機関車』(?)……、『暴走特急』などなど、邦画なら『新幹線大爆破』『シベリア超特急』などなど、ジャンルも豊富で事欠かない。
その中に、正面切って現れたのが、実話ベースのこの映画。はたしてその真価はどうだったのか……。

アンストッパブル

以前にTVの「世界まるみえ」で実際の事件をオンエアしていたので、よく覚えていました。暴走する無人の列車はディーゼルオイルと化学薬品を積んでいて激ヤバ。100キロを超して暴走すればメガトン級のミサイルに変貌してしまう。
あの手この手で列車を止めようとするが上手くいかず、魔の大曲りと呼ばれるカーブまでに減速するか止めないと大惨事になる……。
なんて魅力的なストーリーなんだろう。
しかし、だ。

実話ベースと言うのは、確かに小説よりも奇なり的な話もあるが、それをそのまま映画化すると言う事はまず無い。
当たり前だが、実話をより盛り上げるドラマチックな脚本が要求される。
例えば登場人物のバックグランドなどその最たるもので、家庭がうまくいってない、孤独である等……。
この映画は、アクション・シーンに力が入っているのは当たり前だが、その分あまりにもステレオタイプの人物設定になってしまった。
インサイド・ストーリーが上手く描けないなら、もっと前面に男気的な、武骨な映画にしても良かったんじゃないかと思う。
そのアクションにしても、列車は主に森の中を走っているような感じで、地理感がいつも一緒な感じがした。
もう一つ、最高速が80キロ、しかも前進で、なのに、どうやって後ろ向きで100キロ以上の列車に追いついたのか……、謎である。

どこまでが実話に忠実なのかは定かではないが、結論から言うと、普通の映画に終わっているような気がする。
これはあくまで私見なので、その実態は自身の目で確かめて下さい。
ついでにもう一つ言わせてもらうと、音楽と真剣に取り組んでいたら、この映画はもっと違う印象になっていたはずだ。最近の映画音楽は音楽に非ず、効果音である。

しかし、別れや出会いのシーンなんかもリストアップすると、『ひまわり』『男と女』『終着駅』等々、切りがないほど列車に関しては多い事に、改めて気が付いたな~。

今、ちょうど『ひまわり』のオンエアが、あのテーマと共に終わって行く……。

あなたの好きな列車映画、お持ちしてます。

2011-01-10

『おかしなおかしな大追跡』 スクリューボール・コメディ!

こんばんは、ロッカリアです。
スクリューボール・コメディと言うジャンルをご存知だろうか?
スクリューボールとは野球の変化球の一種で、ひねくれた落ち方をする。ここから、少し変わった男女の恋愛を、コメディ・タッチで作られる映画のジャンル。
このジャンルの第1号が『ある夜の出来事』(1934年にフランク・キャプラが監督、クラーク・ゲーブルとクローデット・コルベール共演の、ボーイ・ミーツ・ガールの典型にもなった名作)である事から分かるように、1930年代から40年代に流行したジャンルでもある。
が、その後はすっかりこの名称で呼ばれる事もなくなり、人々の記憶から忘れられていた1972年に、ピーター・ボクダノヴィッチ(次回作に名作『ペイパー・ムーン』を撮る)が見事に蘇らせた映画がこの作品。
早い話がドタバタ・コメディに恋愛要素をミックスした、と言えば理解してもらえるだろうか。

img167.jpg

ストーリーは、ライアン・オニール演じる石の音楽を研究している博士が、同じデザインの4つのカバンがあっちへ行ったりこっちへ行ったりする事で大騒動になる、と言うもの。
ここでは、『ブリット』のサンフランシスコの坂にオマージュを捧げたカー・チェイスや、ライアン自ら出演した『ある愛の詩』のセルフ・パロディをしたりと、映画ファンにとってニヤリとさせられるシーンが多い。

この映画も昔は「TVの洋画劇場」で何回もオンエアさえていたが、僕には忘れられない映画でもある。
と言うのは、僕が高校時代、確か2年の頃だったと思うが、学校から劇場に見に行った作品。
もうこの頃は、すっかり映画大好き人間だったので、このリバイバル映画の知識はバッチリインプットされていたものだから、クラスメートに解説しまくっていた。
これを機に、僕はクラスの映画解説者と言う地位に君臨したのだ!(何が君臨だよ…)

ちなみに、高三の時に学校から見に行った映画は『宇宙からのメッセージ』だった事を最後に付け加えておこう……。(時代だねぇ…)

2011-01-06

『アルゴ探検隊の大冒険』って傑作、知ってますか?

こんばんは、ロッカリアです。
この映画も1970年代に、TVの洋画劇場(特に「月曜ロードショー」!)で何回もオンエアしていて、その度に必ず見た記憶があります。
DVDでコレクションしていますが、今日は1月1日発売されたばかりのフィギュアをゲットしたので、記事にアップしてみました。

DSC00267.jpg


見よ、この勇士を!
映画の中では、なんと言ってもこの骸骨戦士の登場が(しかも七体!)一番好きだった。
そもそもこの『アルゴ探検隊の大冒険』(1963年制作)は、監督や出演者には全く興味が無く、特撮をあのハリー・ハウゼンが担当していると言う一点に惹かれて見る映画だ。
七人の骸骨戦士が次々に襲って来るラストの戦いは圧巻だ!

DSC00266-22.jpg

中身は、剣を振り上げているヴァージョンと取り替えられるようになっていて、気合の入れようが凄い。
箱の帯にも書いてあるように、きっとこのフィギュアを使ってYOUTUBEにアップする人、いると思います。
勿論それは僕じゃありませんよ。
なぜなら箱から出しませんから。
そう言えば、今年に入ってから、これとよく似た映画を見たな……。(あれね、アレ)

おお、もうすぐ「俺たちの旅」(BSーJAPAN、毎週水曜、木曜23:00オンエア中!)が終わる…。



2011-01-05

『フォロー・ミー』 探偵さん、そりゃダメだろ…。

初出勤で身体が悲鳴を上げてませんか?
こんばんは、ロッカリアです。

今年最初に見た映画です。
これは70’S世代の人にはお馴染みの作品ですよね。名匠キャロル・リード(【第三の男】1949年制作の、舞台をウィーンにして繰り広げられるサスペスの名作。イギリス人)の遺作です。
おそらく数十年ぶりに見ました。昔はよくTVの洋画劇場でオンエアされてましたが、昨今ではまず見られない映画になってしました。が、やっとDVD化され、見る事がで来ました。
何と言っても主演俳優のトポル(【屋根の上のヴァイオリン弾き】1971年のデビエ役でスターに。イスラエル人)の個性が光る映画、と言っても良いんじゃないでしょうか。
そして、この年代にキュートな魅力を振り撒いて人気だったミア・ファーロー(最初の旦那さんはあのフランク・シナトラ)がここでも好演している。

img166-1.jpg


物語は、会計士の旦那が、妻の昼間の行動に疑問を持って、私立探偵に浮気調査を依頼する。しかし、調査に当たったトポルは「ミイラ取りがミイラに」の如く、妻との間に不思議な関係が出来てしまう。精神的な浮気、とでも言えば良いか。
結局は、その事が旦那にばれて、「なにやっとんじゃい!」となるのだが……。
昔から、釣った魚に餌はやらないとあるように、恋人同士の時は上手く行っていた関係が、結婚してしまうと、妻の事を愛しているが、結婚と言うものをどこかで線引きしてしまい、恋人時代のようなステキな関係が失われてしまう。
その事に対して妻は不満を抱いてしまう、と言うパターンだが、この映画のいい所は、探偵のように妻の行動を見る事によって、もう一度、あの頃の気持ちを取り戻そうと肯定的になっている所だ。
ただし、妻に内緒で尾行したらただのストーカーだけど、ここでは探偵ゴッコをしよう、と言う事。
今見直すと、探偵も探偵だし、結末もそれで良いのかぁ~、と思ってしまうが、そこが70’シネマの良い所よ。
トポルはこの後『007ユア・アイズ・オンリー』(1981年ジョン・グレン監督作。シリーズで唯一、オープニングでシンガー自身がスクリーンに登場して歌う作品。シンガーは勿論シーナ・イーストン)にも出演したが、その後はさっぱりになってしまったのが寂しい。

リアルタイムで見て来た昔の映画を見直す時は、懐かしさもあるが、その一方で「え?こんなだったっけ?」と思う作品もある。
この映画はまさにその典型で、忘れている部分が多かった。
しかし、それも古い映画を見直す時の楽しみでもある。今年は録り貯めした映画を、しかも懐かしい作品をいっぱい見ようと思っています。
その時のエピソードなんかも紹介できたら楽しいかな、とも思ってます。

2011-01-04

『インセプション』 2010年のマイ・ベスト1作品に

こんばんは、ロッカリアです。
TVで『アマルフィ~』を見ていたら遅くなった……。でも織田ちゃんカッコいい~、しかも続編『アンダルシア』が今年公開になるらしい。TVシリーズも始まるし、たのしみ。

話は変わって、『インセプション』。
夢の中で夢を見る。その夢の中でまた夢を見ると言う、まるで夢の金太郎飴的な発想に戸惑った人が意外にも多かったんですね。
確かに複雑だし、ありえね~設定の一つだと思うんだけど、その一方で、凄いサスペンスを生み出したもんだと感心しちゃいましたよ。

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考えてみれば、夢ほどSF的な場面を、説得力を持って描ける題材もないよね。何でもありだもの。
しかも、夢が二層三層になっているから、今は現実なのか?と言う自問自答と、見ている僕らも今は夢なのか?と、まさに監督の仕掛けにはまる以外に無い、と言うのが、さすがノーラン監督。うまい。
前半は、その夢か現実か?が混乱を招いて、見ているとかなりの違和感があって、この映画は面白くなるのか?と思っていた。
ところが中盤辺りからの映像的な仕掛けにやられてしまった。
無重力のシーンなんてもう殆ど宇宙。
おまけに、感覚と夢がうまく連動していたり、夢の中で「どうせ夢だから派手に行こうぜ!」なんて遊び心まである。
ひょっとして、サスペンスではあるが、夢と言うものをここまで克明に描いた映画は無かったんじゃないだろうか……。
黒澤明監督の『夢』にしても、アプローチが違うし、ヒッチ先生の『白い恐怖』とも違う。
僕も一度だけ、夢の中で夢を見た経験がある。内容は忘れてしまったが、夢の中で「今の夢だよね」と言った記憶があって、随分不思議な夢を見たなぁ、と憶えている。
この映画ではさすがにマシンを使うが、どんな理論なのかは説明されても勿論納得はしない。しかし、映画は映像で見せる媒体である。その映像に説得力があると、不思議と「うんうん」と納得していまうから勝手なものだ。
そして、あのラストシーン。
思わず唸ってしまったのは、僕だけじゃないと思う。あれにはやられたねぇ。
皆さんはもう初夢を見ましたか?
もし見られていたら、きっとその夢は良い夢だったんでしょうね。え?私?まだ見てません。
でも、私はいつも悪夢にうなされているので、お正月ぐらい良い夢を見たいものです。
いい映画に沢山出会える夢を……。

2011-01-02

『トロン:レガシー』を3Dで見て来ました、が…。

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こんばんは、ロッカリアです。
今日見て来ました、がハッキリ言って「つまらん」の一言。前作の続編だが、ストーリーは平凡で、突然姿を消した父親のケビンは、案の定トロンの中に、ある理由で拘束され、それを息子のサムが救出に向かう、と言うだけのストーリーを、3Dと言うフリカケをかけて見せているだけじゃないか。
この映画、トロンの世界だけが3Dメガネを必要とし、それ以外は2D。だからメガネを外した方が良く見えるしクォリティが高い画質で見れる。それに気付いていないお客さんは、3Dでもないのにメガネをかけたまま。
ずーと暗い映像を見ていた。
『アバター』と違い、同じステレオ撮影でも監督によってここまで質が下がるのかと驚かされる。3Dの予告編で『パイレーツ・オブ・カリビアン~生命の泉』の時に剣が飛び出して来たシーンの方が凄かった。
どーも正月早々面白くない物を見てしまった……。
ただ、DVDで自宅で見る方が楽しめたかも知れない。¥400アップしてまで見るような映画ではなかった。
前作は早すぎたSF映画の傑作だったが、この映画はSFのマインドが少し欠けているようにも思う。技術に偏り過ぎている。
あのラストも、もっとセンス・オブ・ワンダーたっぷりに見せられたに違いないのに……。残念だ……。
明日記事にアップする予定の映画のラストなんて、思わず声を上げてしまったのに。
え?何の映画だって?明日をお楽しみに!





2011-01-01

『オックスフォード連続殺人』、バタフライ効果とカオス理論~PART2

こんばんは、ロッカリアです。
地域によっては大雪らしいですが、皆さんの所は大丈夫でしょうか?
風邪に気を付けて下さいね。

さてさて、今日は昨日の続きです。
早速映画を見てみると、これは期待以上の出来でした。
ただ、小難しい理屈っぽい映画がダメな人には決しておススメできません。と言うのも、舞台はオックスフォード大学で、主人公がそこの数学のカリスマ教授と、その教授に憧れる学生さん。
数理や定数の説明に始まり、カオス理論の指摘とバタフライ効果を駆使して物語が進行して行く。
ね、これだけで頭が痛くなるでしょ?
しかもイライジャ・ウッド扮する学生は、連続殺人事件の犯人を、幾何学で見つけようなどと、とんでもない発想をしている。
いつも言うようだが、ミステリーのストーリーに触れる事は、僕はご法度だと思っているので、本筋とは違う所の魅力を紹介したいと思います。

img163-1.jpg
殺人の際に良く使われる手段、今回は殺人事件にシンボルマークが残される。何故か?
そのシンボルマークの謎を説く事が事件解決に繋がる……。
しかしながら、この映画は表面を見ているだけでは、ラストでまんまと騙される。
僕は最初の殺人で犯人が分かった。(映像的に)
ただ、その答えをかなり揺さぶられる。
ん?違ったか……と。
そして、冒頭のジョン・ハートが講義する場面で、バタフライ効果の話が提示させられるが、これが最後の最後に利いて来る、驚きを持って。
ミステリー映画の中でも、これだけの正統派は見た事が無いぐらいミステリーらしい映画だ。
ちなみに、落書きの中にあるバカの数列。
縦から見て、次に来る数字を理解しないと、この映画も理解する事が少し難しい事を付け加えておこう。
え?お前は分かったのかって?
勿論、間違えましたよ!!!
ミステリーらしく、最後の最後まで集中して見ましょう。驚きは、ラストシーンにありますから。



2011-01-01

『オックスフォード連続殺人』、バタフライ効果とカオス理論~PART1

新年明けましておめでとうございます。
ロッカリアです。
皆さん、良いお正月をお迎えでしょうか。日頃忙しい人が多いので、この時期ぐらいは食べて飲んで映画を見て、のんびりと過ごしましょうね。
さて、年末に、「本のバーゲン」なるものに出向いて行きました。と言っても、規模はかなり小規模だったので、あまり期待もせづに、何気にぶらぶら店内を歩いていると、おおっ、ここれは!  ↓  ↓

DSCF0193ミステリ

【ミステリ美術館】と言う、定価で¥4000もする、本が¥1500! これはゲットせねば。
で、この本はどう言った本かと言うと、海外のミステリ小説の表紙ばかりを集めた本で、ジャケット・アートで見るミステリの歴史、と言うサブタイトルが付いている。
カーやクィーンの小説に描かれているジャケット・アートなんて見ていると、内容を端的に表現していて、しかも、本に付加価値を与えている事は否定できない。
この本を手に取って思った。
それは、最近話題の電子書籍の事。
村上龍氏も電子書籍の会社を立ち上げ、道を歩いていると「今話題のガラパゴスで電子書籍を楽しみましょう~」とカタログを渡される。
このネット社会においては当然の成り行きで、便利な時代になったもんだと思う一方で、僕はある事を思い出した。
それは、昔アナログ・レコードからCDに、音楽の媒体が移行した時の事だ。何処か似ているんだよね。
アナログからデジタルに移行して良かった事は、雑音が少なく、LPみたいに場所とらない事。だが、CDはその一方で大罪を犯してしまった。
それは、音楽からアートと言うものを完全に奪った事だ。
結果、音楽は現在どうなっているのか?
音だけを収めたCDはその価値徐々に無くし、ダウンロードと言うさらに簡単な音楽の消耗戦に突入してしまった。
音楽が社会現象に過ぎず、現在の音楽が構成に伝えられるのか、どれほどの曲が生き残れるのか疑問的な見方がされる。
まさか、LPからCDになった時には、音楽の、これほどまでの衰退を誰が予想しただろうか?
いや、それどころか、当時では音楽の未来はCDによってさらに明るい時代が来る、と言った話をしていたぐらいだ。
どうも、この電子書籍の到来と言うのは、便利になる一方で、音楽と同様、消耗品になってしまうような、そんな気がしてならないのだが……。
僕はこの本を見ていて、そう思わずにいられなかった。
この本に載っているのは勿論レトロで、ヴィンテージなものが多いが、僕は本を買う時には勿論内容重視で買う訳だが、その時の表紙の絵がステキなら尚良い。
話を元に戻そう。
この【ミステリ美術館】を眺めていると、当然ミステリが読みたくなって、毎年買っているこの本に目が行く。

DSC00260konomisu.jpg
この本を読んで正月休みに読もうと思ったのが、意外にもベスト20圏内外の『時の地図』と言う本で現在進行形だが、これとは別に「ん?」と思った記事が載っていた。
それは、ギジェルモ・マルチネスの「オックスフォード連続殺人」が映画化されていると言う事を取り上げていた記事だった。
これは知らなかった。
しかも、出演はイライジャ・ウッドとジョン・ハート。
ジョン・ハートと言えば、『エイリアン』で、一番最初に寄生され、腹からチェットバスターが飛び出してきたあの俳優さん。
イライジャは、もう知ってるよね。
この二人が共演していて、記事によると原作にもかなり忠実らしいし、伏線の致命的な省略も無い、とある。
当然ながら、話題に上がらなかった事を考えると、日本では劇場未公開だったらしい。
となれば、買ってでも見てみたい。
そこで、さっそく入手して見る事にした。
その内容とは……。

つづく。(ええっ~!)




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