2008-10-05

「アラビアのロレンス」の光と影

BSでP・ニューマンの追悼番組、「引き裂かれたカーテン」「評決」「明日に向かって撃て」をやっていました。今、「明日に向かって撃て」を見終って記事を書いています。
こんばんは、ロッカリアです。
追悼番組を俊敏に企画、オンエアするレスポンスの早さ。局によって違いますが、少なくとも、ここにも映画を愛する人がいるんだなぁ、と勝手に思い込み、勝手に感動しています。ありがとうございます。

さて、この映画は、実在の人物、T・E・ロレンスの半生を、巨匠デビッド・リーンが監督した超大作であり名作でもあります。

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休日の午後は、やっぱり大作を見たい。例えば「ジャイアンツ」や「風と共に去りぬ」、「大いなる西部」や「キングコング2005年版」などなど。しかし本日はこれです。
ハイビジョンをブルーレイで録画した映像を堪能。3時間30分を軽く超える内容ですが、飽きる事が一瞬たりとも無く、「凄い映画」、そして「面白くて、感動」する正真正銘の名画です。
とにかく、撮影が凄い、音楽(モーリス・ジャール。ジャン・ミッシェル・ジャールのお父さんね)が凄い、セリフが凄い、エキストラが凄い、そして何より雄大な砂漠が凄い!
もはや現代のハリウッドではCGを使ってお手軽に作るだろうが、本物の凄さは46年過ぎた今でも失うどころか、このオリジナルをマーティン・スコセッシとスピルバーグが復元した「オリジナル復元版」は、見る者を圧倒します。オープニングから、そのオ−プニングに繋がる自分を他人に見るエンディングは今観ても斬新です。
ロレンスを単なるヒーローに仕立てれるのではなく、人間的な面をあからさまに表現しているのも、デビッド・リーン監督の凄い所。
オマー・シャリフ、アンソニー・クインが脇を固め、ピーター・オトゥールがロレンスを好演。
オールド・ファンには懐かしい顔ぶれです。
オマー・シャリフが後に主演する同監督の「ドクトル・ジバゴ」は、許されない愛の名作となりました。モーリス・ジャールのテーマ曲、「ラーラのテーマ」を聞くと、今も胸がときめく人も多いんじゃないでしょうか。
もう、忘れているオールド・ファンの方もそうですけど、出来れば若い人にも機会を作って、じっくりと休日なんかに観て欲しい作品です。
最後にロレンスのセリフで、心に深く残ったものを。アラブと言う土地や、その部族に生まれ、運命を呪う人にこう言います。
「運命などないっ!」と……。 奥の深いセリフです。




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