2009-01-01

今年も名画をあなたに…、『カサンドラ・クロス』

新年、明けましておめでとうございます。ロッカリアです。
昨年は『ラジオ・ヒッチコック』に遊びに来て頂き本当にありがとうございました。
まさかネットで、こんなにも熱く映画の事を語れる人達と出会えるなんて、夢にも考えていませんでした。心より感謝しています。願わくば、映画を語らせると暴走機関車の如く止まらない人や、逆に映画の事をあんまり知らない、詳しくない人ともコミュニケーションを取りたいと思っています。何なりと質問、意見をコメントの方でお待ちしています。お気軽に何でも寄せてください。

さて、昔(1970年代頃)お正月映画と言えば、オールスターによる超大作か、一人でも観客を動員できるスターの映画がロードショーと決まっていました。
年末のCMには必ずと言って良いほど「お正月の超大作!」とか「アラン・ドロン主演!」、或いは「ロバート・レッドフォードの傑作サスペンス!」と言う言葉が雑誌やラジオから聞こえていたものでした。
それを思い出し、今年の第一弾は、「オールスター主演の傑作パニック・アクション超大作!」
『カサンドラ・クロス』と言う映画で幕を開けたいと思います。

DSCF0451.jpg

知る人ぞ知る傑作ですが、今日見直してみると……、やっぱり超面白い映画でした。
当時はパニック映画のブームが流行り、この映画もその一環としてオールスター・キャストで作られましたが、パニック・アクション映画であると同時に、サスペンスとしてもとても良く出来ています。
しかも今の時代を予言したかのようなキーワードで出来ているのも凄い。
それは「テロ」と「細菌」と言う事です。

WHO(世界保健機構)に侵入したテロリストが細菌を浴びたまま逃走、乗客1000人を乗せた大陸横断特急に便乗する。
何も知らない乗客は個々に列車の旅を楽しんでいるが、やがて乗客の間に感染が広まり、ただ事ではない事に気が付く。
当時超売れっ子のリチャード・ハリスが医師役(ただし設定は脳神経の医者)チェンバレン博士が中心に、その元奥さんにソフィア・ローレン(!)、マーティン・シーン(チャーリー・シーンのお父さん)エヴァ・ガードナーやリー・ストラスバーグ(俳優養成学校の先生!)、バート・ランカスター(この人も演技が異常にうまい!)そして、O・J・シンプソンがこの当時はいい役をしています。
この映画が単なるアクションに終わらなかったのは、これらの俳優達の演技力、特にリチャード・ハリスのシェイクスピア悲劇を見ているような立ち振る舞いがあっての事だと思います。
最後はカサンドラ鉄橋に列車が……、言えません。ただ、普通に終わらないエンディングも、この当時いかにラストが大切なのかを教えてくれています。
以前紹介したジェリー・ゴールドスミスの音楽が雰囲気を盛り上げています。
さあ、今年も映画を楽しむ一年が始まりました。いい映画に沢山出会える事を心から祈っています。
今年も宜しくお願いします。
P.S
映画『感染列島』のコミック本を発見!

DSCF0454.jpg

読もうか、止めておこうか(買って置いて…)悩んでます。

コメント

今フト、もしかして記事があるも?と検索したら、何とめでたいお正月にアップされていましたね!ビックリ!です。

しかし立派な記事で、私の子どもっぽい感想とは違いますね・・・。
元日にご覧になったのですか?元日は私には忙しいだけの日で・・・そうだ!来年は絶対何か見てやろう!!!

何言ってるんですか、サイさん。
中学生の頃の感想なんだから…。
面白い、でいいじゃないですか!
でも、もう一度見る事をおススメします。
ホント、今見ても面白いですもん。
カットが変わった瞬間に、突然逆送したりしてるし…。(もちろんミステイクです!)

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