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2011-02-15

『噂のモーガン夫妻』『デート&ナイト』事件に巻き込まれる二組の夫婦


噂のモーガン夫妻1【噂のモーガン夫妻】コレクターズ・エディション [DVD]
夫は全米屈指の敏腕弁護士。妻はマンハッタンの不動産女王。
週刊誌の表紙を飾ることも珍しくないこの2人は、人もうらやむ完璧な超セレブカップルだった。
夫の浮気が発覚するまでは…!冷めきってしまった妻の気持ちを、なんとか取り戻そうと関係の修復に必死な夫。ある夜、そんな2人を思わぬ事態が襲った--殺人事件を目撃してしまったのだ!微妙な関係の中、夫婦は一緒に証人保護プログラムによって姿を消すことになったのだが!?

デートデート&ナイト [DVD]
NYで暮らす倦怠期のフォスター夫妻は超人気レストランを訪れるも、満席で意気消沈する。だが予約席の人物が来店しないのをいいことに、その名を名乗って勝手に席をいただくことに。優雅にディナーを楽しむ彼らだったが、突然謎の男たちが現れて「ブツを返せ!」と、銃を突きつけてきた!この席を予約していたヤバい連中と人違いをしているらしい。何とかその場を切り抜けて街中を逃げ回るハメになった夫婦は、やがてマフィアや警察までもが絡む大きな事件に巻き込まれてゆき……。



こんばんは、ロッカリアです。
よく似た内容の映画を2つ。
ヒュー・グラントとサラ・ジェシカ・パーカー扮するモーガン夫妻は、殺人現場と犯人を目撃したために、ワイオミングの田舎に移される。
この田舎町で、人々との触れ合い、大自然の素晴らしい環境を目の当たりにして、夫婦と言うものを考え直す。
だが殺人犯は、必要にモーガン夫妻に必要に迫ってくるが……。

一方、スティーブ・カレルとティナ・フェイ扮するフォスター夫妻は、郊外からNYのレストランにやって来た事から事件に巻き込まれる。
お互いの友人たちが離婚することになり、仕事、子育てに疲れ気味のフォスター夫妻は、洒落たレストランで夫婦の絆を深めようとするが、他人に成りすました事から事件に巻き込まれる。
銃を突き付けてきた二人組が刑事だと言う事も分かって、逃げ込んだ警察からも抜け出し、夜の見知らぬ大都会を彷徨うことになる……。
この、夫婦が事件に巻き込まれる事によって、絆を取り戻して行く設定だが、都会から田舎へと向かったモーガン夫妻、郊外から都会へと向かったフォスター夫妻。
舞台は真逆だがシチュエーションは非常に似ている。
さて、このよく似た作品、どちらが面白かった?と言うと、ズバリ『デート&ナイト』だ。
モーガンの方は滞在期間が一週間と長いのに対して、フォスター夫妻は、一晩の間に悪夢のような出来事が次から次へと起こる。
以前『アフター・アワーズ』の時にも言ったが、この、たった一晩の間に押し寄せる様々な出来事に対処して行く、と言うシチュエーションがたまらなく好きで、何故か不思議な感覚が伴う。
これはおそらく、中学時代に読んだ眉村卓氏の小説、「あの真珠色の朝を…」(確か短編集だったと思う)がゼロ・ポイントになっている。(この小説&眉村卓氏の話は、近く海賊盤の方で書く事にします…)
少し脱線しましたが、どちらも着地点は一緒なんだけど、『デート~』の方が、際立ってギャグや笑いのセンスがいい。
ヒューは英国的ユーモア(モンティ・パイソンは別格として)で、スティーブ米国式お下劣ギャグで笑わせてくれるが、注目すべきはスティーブの奥さんを演じたティナ・フェイと言う女優さんだ。
美人だし、普通の女優さんなら少しためらってしまうお下劣な事も平然とやってのける。
調べてみると、元々TV界出身のコメディ役者さんで、自ら脚本も手掛ける才女だ。
一方のサラはと言うと、どー見てもコメディ向きではないような気がする。
『噂~』の方はコメディ映画ではないが、ロマコメと言えるので、あえてサラの事を評してみた。
しかし、コメディ要素が強いものの、『デート~』の方はアクションも頑張っていて、これが日本では未公開になってしまうというのだから、担当者は一体映画の何処を見て配給を得るのだろうか?不思議だ……。
アメリカでは遥かに『デート&ナイト』の方が稼いでいるのだ。
ちなみに、『噂のモーガン夫妻』はハイビジョンで、『デート&ナイト』の方はDVDでの視聴でした。
おすすめは勿論『デート&ナイト』の方ですよ、お間違いなく!

2011-02-13

『ザ・セブン・アップス~重犯罪捜査班』は『ブリット』を超える!?

こんばんは、ロッカリアです。
『フレンチ・コネクション』の続編とも番外編とも言える本作。(理由は、ポパイの相棒だったロイ・シャイダーがバディだった事からそう言われている)

正直に話そう……。
1970年代に、TVの洋画劇場で繰り返し見てきた作品だが、その当時はそれほど面白い作品と言う印象はなかった、と記憶していた。
ただ、この映画のウリであるカー・チェイスのシーンは鮮烈に憶えていた。
このDVDを買ったのも、ただただそのカー・チェイスを見たいが為に買ったんだ。
ところが、である……。

DSC00279.jpg

いざ再生してみると、その記憶が間違っている事に気が付く。
面白い。
しかも抜群に、だ。
記憶が間違っていると言ったが訂正しよう。
おそらく、あの頃の僕には、まだ「映画を観る目」が無かった、もしくは培われていなかったと言う方が正しい。

冒頭で、このザ・セブン・アップスと言うチームはこんな感じ、と言わんばかりの挨拶代わりのシーンがいい。
アンティーク・ショップで何やら不穏な動きがある事をチームのメンバーが張り込んでいる。
ロイ・シャイダー扮するバディは、客を装って直接店の中に入り、飲料水を運んできた仲間と大芝居を展開、美術品をぶっ壊して大騒動、そこにケンカを止めに入って来た警官と一緒に、紛れ込んで来たチームの一人が2階から偽札を発見して、全員を逮捕する事になる。
実にスマートで強引だが、悪に対する執念が見て取れるオープニングだ。
この映画で扱われている犯罪もオリジナリティがあり、よく考えられている。
刑事を名乗る二人組の男たちは、何とマフィアの幹部を強引に拉致しては、保釈金と言う名目でマフィアから金をだまし取ると言うとんでもない犯行だ。
それが連続して起こっている。
マフィアはその実態に気付かずに、警察への恨みが軋轢を生んで行く。
この事件に目を付けたバディたちは、マフィアの幹部の葬儀に運転手として仲間を送るが、正体がばれてトランクに押し込まれてしまう。
そのことに気付いたバディたちは後を追うが、その途中、洗車場に入ったマフィアの車が、例の二人組に襲われ、車ごと誘拐されてしまう。
実はこの洗車場は、二人組の仲間らしき人間がやっていて、ここでマフィアの拉致を繰り返していたのだ。
洗車場から逃走を図った犯人の車に気が付いて、バディたちも追走するが、倉庫の入り口を閉められて、仕方なく外から中の様子を伺う。
突然銃声が響き、バディたちが突入すると、マフィアの車のトランクが開き、中で銃で撃たれた仲間が瀕死の重傷を負っていた。
目を疑うバディたちの隙を見計らって、車で逃走する二人組の犯人。
ここからだ。
怒りに燃えたバディが車に飛び乗って犯人を追いかける。
このカー・チェイスが半端じゃない。メイキングで4週間をこの10分間に費やしたと言うから、その情熱はすさまじい。
今なら簡単にCG処理でごまかせるシーンも、本物のカー・チェイスとなればド迫力だ!

img004-1_20110213210820.jpg

これがこの映画のハイライトで中盤の山場だが、後半に向けても失速することなく見応えがある。
『ブリット』は、僕が思うに、マックィーンなくしては成立しなかった映画だと思う。彼の個性と輝きが作品を引っ張って行った。
それはカー・チェイスのシーン一つ取ってもそうだ。
だがこの映画は、シナリオや演出に至るまで気が配られていて、観客の予想を裏切ったりするラストも好感が持てる。

見る時代や年齢、環境によってまるで違う作品に見えてくる。
映画って、ほんとに不思議なものだ。
だから映画は止められないのだ。



2011-02-11

『プレデターズ』 ああ、種族が違うのね…。

こんばんは、ロッカリアです。
あんまり期待しないで見たせいか、そこそこ見れましたよ。
ただ、人間対プレデターの壮絶なバトルを期待していたけど、そいつはちょっと期待はずれだったかも。
理由が全く分からないまま空から戦士たちが次々と降って来る。
これって、何の説明もないからチョー気になるんだけど……。
ある程度の想像はつくが……
完全にバトルフィールド・モードだが、ここに集められた人間たちも、怪しい人物はすぐに判っちゃうし、ヤクザが戦士で、日本刀を操る、と言うのはいつの時代設定だよ。監督は「健さん映画」のファンか……。

DSC00280.jpg

戦争のプロフェッショナルを集めてきたと言う設定も、一人ひとりがそれほど優れた戦闘能力を発揮していない。
いつもの感じのプレデターと少し違うなぁと思っていたら、モーフィアスことローレンス・フィッシュバーンが、奴らは犬と狼のように、違う種族がいる、と言っていたから、最後の方でマスクを取った時の顔は、見慣れている醜い顔よりも、もっと醜いと言うか、強暴そうな顔だった。
振る舞いも、今までのプレデターと違って、戦士(狩人)と言うよりも、本当に捕食者、と言う感じだ。

何故空から落ちて来たのかが気になるが、それよりもこのシリーズ、一体何処へ向かおうとしているのだろうか……。
その内、エイリアンとプレデターしか出て来ない映画になったりして……。もちろんセリフは、無いな……。



2011-02-07

『レッド』 を見て来ました

こんばんは、ロッカリアです。
日曜日に見て来ました。
ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンに悪役でリチャード・ドレイファス。そして、アーネスト・ボーグナイン!
これはもう、ハリウッド超大作と呼べる作品。

red4.jpg

すご腕の元CIA局員が、理由も分からずに突然命を狙われる。
それに対抗すべく、ブルース・ウィリスは昔の仲間を集めて反撃に出る、と言うストーリーだが……。
俳優たちは素晴らしい演技で魅せてくれる。
特にジョン・マルコヴィッチはとぼけたキャラクターで観客を魅了してくれるし、ブルース・ウィリスのアクションも久々に「おお、かっこいい」と思えるシーンがある。
でも、この映画の主役はヘレン・ミレンだ!
このおばさん、元MI-6のエージェントで、やたらと銃をぶっぱなす。
その姿が決まっていてかっこいいのだ。
ところが、全体を見ると、どこか散漫な気がしてならない。
場面転換が多いせいか、登場人物が多いからなのか……。
山場が無い、と言うか、全編山場過ぎるのか……。
決して面白くない映画ではないが、ん~なんだろ、やはり今時の映画、で終わっているような気がする。
監督(『きみがぼくを見つけた日』『フライト・プラン』)の演出不足なのか、例によってプロデューサーが横やりを入れたのかは不明だが、印象に残るような映画ではないと思う。
その昔、超大作といえば、良くも悪くも印象に残ったものだが、最近の映画はどれも平均的過ぎるような気がしてならない。
この日、家に帰って見たDVDなんか、そりゃもう面白いってなんの!
え?なんのDVDかって?
それは後日のお楽しみ、と言う事で!


2011-02-05

続・史上最大のDVD化作戦 『ブルー・ステール』

こんばんは、ロッカリアです。
長らくストップしていた、レーザー・ディスクをDVDに書き換えようと言うこの作戦(どんな作戦…)。
本当にデッキがヤバくなって来たので、ここに再開する事にしました。
ま、そんな事は勝手にやれよ、と言う非難の声もありましょうが、未だDVDになっていない映画ばかりなので、少々お付き合いを。
LDの場合、ハイビジョンのダビングとは違って高速ダビングが出来ません。
100分なら100分、2時間なら2時間と言う、まことに当り前のリアルな時間がかかるわけです。
その間に用事を片付けようと思っていても、TV画面でモニターしていると、ついつい引き込まれて夢中で見てしまう。
用事は片付かないが映画は見れる……。

DSC00275.jpg

新米警官(ジェイミー・リー・カーティス=ターナー)が、パトロール中にコンビニ強盗と遭遇。銃撃戦となり犯人を射殺するが、その時犯人が持っていた銃を、ウォール街の証券マンが拾って逃げる。
こいつがやばい。
銃弾にターナーの字を刻んで、無差別殺人を起こして行く……。

『ハート・ロッカー』のキャサリン・ビグロー監督作だが、彼女が得意とする人間のダークサイドを浮き彫りにした作品だが、この映画はかなり暗い。
『羊たちの沈黙』が、サイコ・サスペンスをエンタテイメントの領域まで引き上げて成功したが、この作品は、サスペンスかアクションかハッキリしない印象だ。

一度DVDになった作品ですが、この映画を今DVDで入手しようとすれば、アマゾンで¥19000と言う破格の値が付いている……。
レーザー・ディスクの中古を探して、¥300でゲットした映画なのにね。
映像的には、ノイジーだし、コントラストはもちろん悪いし、輪郭も甘い。
だが、物語に入り込んでしまえば、そんな事もすぐに忘れて行ってしまう。
なにせ、¥300である(そこ…)。
この、DVD化作戦では、あったあったそんな映画!と言うような作品がこれからも登場するので、ちょっとだけお楽しみにしていて下さい。


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